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"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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デュアル・バックロード・ホーン についてつらつらと

korkea設計


ホームページの方に、Halmonia の構想中とありますが、
それより先に、10cm版のデュアルバックロードホーン(DBLH)の方が先になるかもしれません。
Halmonia の方は、購入予定の長さ調節可能なダクトが、
なかなか入荷されないようなので、それが購入できるまでは延期です。

画像のDBLHのKorkeaは、側面開口タイプですが、
新しく開発する、10cm版のDBLHは、後面開口タイプにする予定です。

上の画像からも分かると思いますが、
側面開口タイプのDBLHの場合、最後にカンナをかけて仕上げるときに、
構造的な理由で、完全に目違い(段差)を払うことができません。

後面開口タイプであれば、仕上げを完璧にできますし、設置の自由度の高さとか、
歪感の少なさなどの音質的な優位性なども考えられます。
音道の構成も、上手い具合に頭の中で発酵してきました。

画像の、8cm版 Korkea は、音質的に気に入っているので、
マイナーチェンジして、設計図もホームページにUPしたいですが、
いつになることやら・・・

デュアル・バックロード・ホーン

今日は、Korkeaを聴きながら感じたことなどを、つらつらと・・・

上の画像は、DBLH の基本的な構造ですが、
一つの空気室に、2本のホーンが接続されています。
このため、片方のホーンによって、負荷(Horn Load)のかかる帯域でも、
別のホーンから圧力が逃げられるます。
これは、DBLHの構造的な欠陥なのでは?と考えていましたが、
シングルBLHと聴き比べていると、むしろ利点なのではと感じることもあります。

というのは、シングルBLHは、負荷のかかる帯域では、
DBLHより強く負荷がかかるため、周波数特性ではフラットでも、
ドライバーの音色とホーンの音色に違いを感じるので、
その帯域でピーク感を感じたりしますし、人工的な音にも感じます。

それに比べて、DBLHは負荷のかかる帯域でも、
別のホーンから圧力が逃げられるので、ピーク感が少なく、
音色的にも、違和感が少なくナチュラルな感じがします。

これは、BLHエンクロージャーの裏板や側板を接着せずに試聴している段階で、
負荷のかかる帯域でも、板を接着してない隙間から圧力が逃げることで、
ピークが発生しにくく、癖の無い音に聞こえる現象にも似ています。

そして、長岡鉄男氏が、BLHは折りたたんだ平面バッフルだとも形容しましたが、
シングルBLHは、負荷のかかる帯域では、
振動板に背圧がかかり、振動板の動きが制限されますが、
DBLHでは、負荷のかかる帯域でも、別のホーンから背圧を抜くことができるので、
シングルBLHよりも、振動板にかかる背圧が少なくなり、ドライバーからみれば、
DBLHは、折りたたんだ平面バッフルに、より近いとも言えます。

もっとも、この現象が、スピーカとして良いのか悪いのかは、
いろいろな考え方ができるので、なんとも言えませんが、
まぁ、結果としてOKなら、OKということで・・・
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Korkea | 13:04:41 | トラックバック(0) | コメント(3)
コメント
kaneyaです。以前はメールでデュアル・バックロードホーンのスロート開口径について教えていただきありがとうございました。おかげで一応自分なりに設計は出来ました。暇があったらブログ(私のホームページから入れます。)の方も覗いてみていただけたらと思います。

私の方は前面開口が好きなため、その形に無理やりまとめてみました。

私自身は、周波数特性の凸凹をずらして重ね合わせるというイメージでデュアル・バックロードホーンを捉えています。MCAP-CRのホームページで紹介されている多重共鳴管(MPR)の説明もそんな感じです。

板はカット済みですが、石田氏の赤パークミニバックロードバスレフの追試をまだやっているのでいつ取り掛かれるか、です。ホーンの広がり係数も適当なので、どんな音が出るか不安もあります。(ボーボー感が押さえられるか?)
2013-04-10 水 22:49:27 | URL | kaneya [編集]
kaneyaさん、コメントありがとうございます^^
ブログの方も、楽しく拝見しておりますよ。
事後報告になりましたが、
こちらのブログからも、リンクさせていただいております。

前面開口型の、デュアルバックロードホーン楽しみにしています。
ロングホーンのスロート部分の処理が、なるほど・・・と言う感じです。

DBLHは珍しい形式のエンクロージャーですので、
ある程度、人柱になる覚悟が必要かと(笑)
しかし、上手くいけば、普通のバックロードよりも
ボーボー感のない自然な音色になると思います。

ちなみにKorkeaは、ヘッドホンと聞き比べれば、
ここで負荷がかかってるなというのが分かる程度で、
普通に聴いていれば、ボーボー感無しです。
2013-04-11 木 09:51:59 | URL | Korva [編集]
返事遅れました。kaneyaです。ブログの方のリンク、有難うございます。

<ロングホーンのスロート部分の処理が、なるほど・・・と言う感じです。

とのことですが、妥協の産物でもあります。長い音道長を確保するためには音道数を増やす必要があり、同じ高さで2本入れないと無理でしたので。ただ、おかげで極端にスロートが潰れてしまうことを避ける事は出来ました。

ただ、スパイラル音道にこだわっているKorvaさんにとって、180°折り返しになってしまう方式なので、参考になったのか、ならなかったのか・・・。

駄文失礼。
2013-04-14 日 21:52:59 | URL | kaneya [編集]
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