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"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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S.M.S.L SA-4S

SA-4S


さて、今回の記事も、前回に引き続き、いわゆる中華アンプです。
紹介するのは、S.M.S.L の SA-4S(SA-4S-EX-S)です。

このアンプに使われているチップは、TripathのTA2024で、
公称出力は、15W+15W(4Ω)となっています。

このアンプは、価格的には、ローエンドの中のローエンドと言える物で、
僅か、CD1枚分の値段で買うことができますが、
よくこの価格で、この音のアンプを売ることができるなぁと感心します。
普通に考えると、ケースだけでも、それくらいになりそうですが・・・

しかし、このアンプの音はなかなかのもので、
Korvaのお気に入りのアンプの1つです。
これしか持ってなければ、これだけで満足して、
音楽を楽しんでいるだろうなぁと感じさせる実力と音楽性があります。

音色的には、Tripathのチップに共通する人工的な感じがありますが、
TA2020やTA2021に比べると、少し柔らかいアナログ的な音だと感じます。

TA-2020を使ったSA-S1+に比べると、中域・高域が少し柔らかいので、
意識がそっちに引っ張られない分、相対的に低域が豊かに聞こえます。
SA-98のような、ピラミッドバランスという感じではありませんが、
中域・高域に強調感のない、バランスの良い音に聞こえます。

そして、低域の質感もなかなか悪くありません。
SA-98のようなゴロンゴロンした感じではありませんが、
しっかりとした芯のある、質感を伴った味のある低音だと思います。

もしかすると低域は、SA-S1+の方が絶対的な質と量いう点では、
SA-4Sに勝っているのかもしれませんが、
SA-S1+は中域・高域がシャープで硬く目立つために、
相対的に低域が緩く薄く聞こえるのかもしれませんし、
SA-4Sは中域・高域が比較的柔らかいため、
低域が相対的に硬く豊かに聞こえるのかもしれません。

中域・高域の音色は、クールでもなくウォームでもなく、
ニュートラルな感じなので、暖かさや柔らかさなどの、
血の通った表現力と言う点では、SA-S1+よりも勝っていますし、
ボーカルの表現力という点でも同様で、
優しさや繊細さを感じさせる、なかなか魅力的なボーカルを再生します。

SA-S1+は、何でもクールに鳴るので、音色の表現が狭くなる傾向がありますし、
微細な部分が強調されるので、個別の音が主張しすぎて、
ガチャガチャした、やや品の無い感じに聞こえます。
おそらく、SA-S1+は、柔らかく暖かい音のスピーカーに組み合わせると、
また違った発見があると思いますが、
同じスピーカーで試聴する限りでは、そんな感じです。

SA-S1+を聴くと、過ぎたるは及ばざるが如し、と言うか、
やはり、何事も、バランスが大切だなぁと感じます。

SA-4Sは、S.M.S.Lのアンプの中でも、価格が最も低いものですが、
音質的にはバランスが良く、特に欠点はありませんし、
「ローエンドの名器」と言っても良い感じの完成度だと思います。
Korva的には、これは結構お薦めな感じのアンプです。

余談ですが、
TA-2020のSA-S1+、TA-2021のSA-S3+、TA-2024のSA-4S、には、
12V,3.8A の同じ出力の電源が付属しています。
Tripathのこの3つのチップは、4Ωでの効率が81%なので、
最大出力が、12*3.8*0.81≒37W ということになり、
SA-4S以外では、出力が足りない計算になりますが、
価格が価格なので、S.M.S.Lとしては、
この電源はあくまでも、「おまけ」という感じなのかも知れません。
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アンプ | 12:00:12 | トラックバック(0) | コメント(0)
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