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"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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両面バスレフのサブウーファーについて
サブウーファー

世の中には、上の模式図のような、
両面バスレフなる不思議なエンクロージャーがあります。

コーンの前面と背面は位相が逆なので、
上のダクト(ダクト1)と下のダクト(ダクト2)の出力も逆相になるので、
お互いの出力のクロスオーバー周波数付近では、
お互いの音が打ち消しあって、ディップが生じるのでは?と思っていたのですが、
この形式のエンクロージャーでは、なかなか面白い現象が起こっているようです。

ドライバーのfs(f0)の前後では、位相が回っていますが、
ドライバーの前後にバスレフエンクロージャーを設置することで、
さらに位相が回転し、ダクト1のチューニング周波数(fd1) と
ダクト2のチューニング周波数(fd2) 辺りでは、位相が180°回転し、
fd1でのコーン前面の位相と、fd2でのコーン背面の位相が、
同相になるという、面白い現象が起こっているのです。

下のグラフは、そのシミュレーションです。

サブウーファーf特

30Hzまでフラットで、サブウーファーとしては、なかなか良い特性です。
ユニットはTangBandの13cmウーファーです。

一番下の緑色の線がユニットの位相を表す線です。
位相は、47Hz辺りで0°です。
そして、70Hz(fd1)辺りでは-90°回り、
32Hz(fd2)辺りでは+90°回っているので、
コーン前面の位相は、70Hz と 32Hz では位相が180°違うので逆相になり、
その周波数では、コーン前面と背面の位相が同相という、
非常に面白いことになっています。

つまり、fd1 HZ と fd2 Hz では、
コーン前面と背面の位相は同相ですから、
2つのダクトからの出力も同相ということになります。
そして、両面バスレフという不思議なエンクロージャーは、
その様な現象を上手く利用したものだということです。

手元にTangBandの13cmウーファーがあるので、
これで模式図のようなサブウーファーを作って、
8cmフルレンジの、密閉箱か小型バスレフと組み合わせれば、
スーパーワイドなシステムができるかもしれませんねぇ。
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スピーカー | 11:40:06 | トラックバック(0) | コメント(4)
コメント
Korvaさんも、この方式のウーハーを製作?されるのですか(^O^)!

以前、がむしゃらにPPW方式のウーハーに挑戦しましたが余りに酷い不正確な音でしたが、
ポートをとっかえひっかえした甲斐あって!なかなか興味深いウーハーになりました。

フルレンジのFE166Enでも楽に30hzをクリアします。(内容積40リットル)

エンクロージャ内の空気を積極的に使うので軽量で強力なフルレンジでも実用になるのでわ?と単純に考えたのですが。汗

最近、Korvaさんのホームページにてバスレフの設計を読ませて頂きましたが!
書かれていた考察のようにポートの質感や癖が凄く出たように思います。

フルレンジを使用したからかもしれませんが、最終的なポート設定はなるべく小さめ(細め)が良いのかな?

そして、ポートからはバフバフ空気が飛び出します(笑)
正に、サブ・ウーハーでした!

容積の問題なのか?質感がイマイチな感じもありますね。
更に、位相の回転も複雑な感じで自分には良く解りませんです……
ただ、ディップが発生するのですが埋める事も出来るので……難解です。

ではでは失礼します。
2012-09-28 金 16:15:48 | URL | ヨネです。 [編集]
ヨネさん、コメントありがとうございます^^

実は、ヨネさんの記事を見て、興味が湧いたのですが、
なるほど、不正確な音ですか・・・
確かに、構造的にはボワボワした感じになりそうですね。
少し、悩ましくなってきました。

同じ形式のサブウーファーで、長岡先生が、
「サブウーファーとしては最も成功したもの」
という風に、どこかに書いていたような記憶がありましたが、
それをいつ書いたのかも問題ですね。
そう言えば、ダクト式サブウーファーについて、
「ゴツンと来る硬さがない」という風なことも、どこかに書いたましたし・・・

実は最近、B&Wのノーチラス的な密閉式に興味がありまして、
それに組み合わせるサブウーファーを考えているのですが、
モアイのサブウーファーのようなものが構造的には良さそうですが、
ウーファーは片チャンネル1個でなんとかしたいので悩ましいところです・・・

ヨネさんのブログではお薦めしないということですが、
メーカー品の安いサブウーファーでお茶を濁そうかなとも思います^^;
ソニーのSA-W3000という30cm口径の密閉式サブウーファーで、
非常に安価で評判の良いものがあるようです。
2012-09-29 土 10:07:50 | URL | Korva [編集]
Korvaさんこんにちは(^O^)ヨネです。

>ヨネさんの記事を見て、興味が湧いたのですが

そうなんですか?
かなり迷走した制作記事なのでお恥ずかしいのですが…

>不正確な音ですか・・・

チューニングを追い込むとかなり効果の高いウーハーとなりますが使いこなしがすこぶる難しいかと…
でも、Korvaさんなら楽勝ですよ(^O^)
チューニングで不正確な音も改善されました。

>構造的にはボワボワした感じになりそうですね。

使いこなしで、ボンつきはかなり改善されましたがやはりウーハー然となりますね。

>少し、悩ましくなってきました。

大丈夫ですよKorvaさんのスキルなら!


>長岡先生が、
「サブウーファーとしては最も成功したもの」

私もその記事を何度も読み返しました!もう少し解説が欲しかったような気がします・・・

PPW式はパワーが入りますし!ユニットに対するエンクロージャの能率も高く、パワーバンドが広いです。

高い周波数を担当するダクトはリスナーに向けずに、上方に向けると良いみたいですね。

でも、逆に言うとリスナーに向けるべきか?


>ダクト式サブウーファーについて、 「ゴツンと来る硬さがない」

確かにゴツンとした音では無いですがスピード感が有ります


>実は最近、B&Wのノーチラス的な密閉式に興味がありまして、サブウーファーを考えているのですが

密閉式ならチューニングが楽ですね、僕も最終的には密閉式になりました。


>モアイのサブウーファー

確かにユニットやコイル等の経費と、内と外側に向いたユニットが微妙ですね。広い部屋が必要かなぁ・・・


ヨネさんのブログではお薦めしないということですが


昔、ヤマハのシアター用のアンプ内蔵型サブ・ウーハーや

カー・オーディオではアルパインのアンプ内蔵型ウーハーを使用しましたが
[安物ではないです]

ゴツンとした音ではないし、スピード感もない、そして超低域でパワーを入れると直ぐにクリップするので……

ですから自作派の高能率スピーカーには合わないんじゃないかと個人的に!思った次第です。


>ソニーのSA-W3000という30cm口径の密閉式サブウーファー

この口径で密閉式ウーハーならば僕も使ってみたいです。
しかし、オーディオルームの環境が整ってないので、大口径ユニットは……

PPWや小口径ユニットをパラった、サブ・ウーハーならばスタンド替わりにもなるので、なんとかなるのですが(笑)

では失礼しました。
2012-09-29 土 13:31:33 | URL | ヨネです。 [編集]
なるほど。
あくまで、チューニングと使いこなしということですね・・・
私のスキルで上手く行くかは怪しいですが、
失敗覚悟で、小型スピーカーのスタンド代わりに作ってみるのも良かもしれませんね。
とりあえず、上のダクトはリスナーの方向以外に向けた方が良さそうですね。
有益な情報をありがとうございました。
参考にさせていただきます^^
2012-09-30 日 08:54:33 | URL | Korva [編集]
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