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"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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Tang Band の13cmフルレンジ W5-1611SAF
2年くらい前に、
Tang Band のW5-1611SAFという、PPコーンの13cmフルレンジを買って、
しまいこんでいたのですが、最近ちょくちょく引っ張り出しては、エージングしてます。

w5-1611saf


マークオーディオの樹脂製フレームと同じコンセプトだと思いますが、
W5-1611SAFのフレームは、グラスファイバー入りの樹脂製で、
叩いても、金属製のフレームのようにカンカン鳴らず、
非常にダンピングの良い素材のようです。

w5-1611saf_r


そして、フレームの形状が、素晴らしく理想的です。
コーンの裏も、ダンパーの裏も広く開いており、
振動系の動きを妨げる要素が非常に少ない感じです。
ただし、見た目はチープな感じです・・・

こういう、理想的なフレームを採用するには、
ある程度の大きさが必要なようで、8cmでは少し厳しく、
大体、10cm以上では、問題が少ないようですね。

マグネットも、振動板の直径と同じくらいの大きなものが使われており、
駆動力も高そうで、頼もしいかんじです。

振動板は、Tang Band ではおなじみの、PPコーンですが、
やはり、口径が大きいので、能率は90dBと高めですが、
8cmのPPコーンのような機敏さはなく、
どちらかと言うと、大人しめの音かもしれません。

中域は癖がなく素直ですが、高域が硬くて雑な質感で、
もしかして駄目かなぁと思いつつ、エージングしていましたが、
最近は、高域もこなれてきて、少しずつ透明感や繊細さも出てきて、
中域はもちろん、高域についても問題を感じないレベルになってきました。

もちろん、8cmや10cmフルレンジの高域のような、繊細さには及ばないのですが、
少し大きめのフルレンジの高域としては、それほど悪くはないという感じです。
ちなみに、高域は、構造的な理由から、指向性が狭いようです。
高域の指向性は、センターキャップ付きの方が広いようですね。

高域は、センターキャップが無いので、
金属製のボビン(コーンの根元の茶色い部分)から放射されています。
このボビンは、先のほうが少し丸まっており、構造的には、
ホーンの奥の、リングラジエーターのような風情でもあります。

ホワイトノイズを再生すると、PPコーンからは「ザー」という低めの音が聞こえ、
ボビンからは「シュー」という高めの音が聞こえるので、
メカニカル2wayの動作なのでしょうね。

このままエージングを続けて、高域の問題が無くなれば、
この13cmフルレンジユニットを使って、そのうちデュアルBLHを作ろうと目論んでいます。
最終的に、使えないという判断になるかもしれませんが、
多分 大丈夫だと思います。

そう言えば、最初の頃は、高域にホーンっぽい質感がありましたが、
エージングで、このホーンっぽい質感を感じなくなりました。

ダブルコーンのフルレンジも、最初の頃、メガホンっぽい音がしていても、
エージングで、メガホンっぽさがなくなったりしますが、
構造的な変化があるわけではないので、不思議と言えば不思議です。

エージングといえば、紙コーンなどの繊維系の振動板は、
エージングで、繊維のこすれるかさつき音などがなくなったりするのは分かりますが、
金属や樹脂の振動板は、エージングで分子構造が変わるわけでもないのに、
音が変化するのは、やはり不思議な現象ですね・・・
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フルレンジ | 12:55:19 | トラックバック(0) | コメント(4)
コメント
こんにちはー
フレームの形状が高価なスポーツタイプの鍛造ホイールに見えます。
開きが多く、素人目にはバックロードに向いてるように見えます。
センターのボビンは昔のコーラルのBETA-10を思い出しました。

ホワイトノイズ再生の音質描写など、説明がメカニカルで具体的なので、
読んでいて、痛快さというか、気持ちよさがありますね。
2014-10-28 火 09:13:25 | URL | ☆バーソ☆ [編集]
☆バーソ☆さま、コメントありがとうございます^^

BETA-10はフェイズプラグつきダブルコーンということで、
非常に個性的なユニットのようですね。
しかし、このユニットが70年代のものということは、
スピーカーというのは、ほとんど進化が止まっているのですねぇ・・・

文章にはコンプレックスがあるので、
褒められると妙な気分になりますが、ありがとうございます^^
文学的な文章は、書こうとしても書けないので、
自然に乾いた文章になりますが、
これ以上単純化できないという表現も好きなので、
自然とそうなるという側面もあると思いますが・・・
2014-10-28 火 21:30:39 | URL | Korva [編集]
こんにちは。
ご訪問ありがとうございました。

なにしろ、こちらの方面はつといので、本文を読ませていただいて、スピーカーのエージングって何だ?って感じで、すぐさま調べる始末です。

研究熱心で、極めていると思いました。
自分の趣味をここまでできるなんて、とてもうらやましいです。
2014-11-12 水 14:26:40 | URL | はやて [編集]
はやて様、ご訪問&コメントありがとうございます^^

よく拝見しているスピリチュアル系のブログ
「自由人のカルマヨガノート」様のコメント欄から、
訪問させていただきました。
こうやって趣味を楽しめるのは幸せだと思います。
人間はアンチエージングですが、スピーカーはエージングが大切です^^
2014-11-12 水 21:12:25 | URL | Korva [編集]
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