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"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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小口径で大口径の音

torvi-sl08_w3-315d


Torvi-SL08 にTang Band の 8cmフルレンジ W3-315Dをマウントして聴いています。
W3-315D は 現行のW3-315Eの前モデルです。

W3-315Dの音は結構 癖のある音で、
特にボーカルものは、全くリアリティーに欠け、
Korvaは苦手な音なのですが、
ネットで検索すると、現行のモデルは、
明らかにセンターキャップの形が違うので、
音質的にも改善されているだろうと予想しています。

しかし、このW3-315Dはモータが素晴らしいようで、
丈夫なメタルコーンとも相まって、
8cmドライバーとは思えない雄大な低音を再生します。
目隠しをして聞かせれば、誰も8cmフルレンジだとは思わないでしょうね。

現行モデルの音が改善しているなら、
ちょっと聴いてみたいとも思いますが、
基本的に、メタルコーンの音は苦手なので、
買っても、多分 失望するだろうなと思って、手を出さずにいますが・・・

で、今回の話は、W3-315 の話ではなく、
小口径ドライバーで、大口径ドライバーっぽい音を出すテクニックについてです。

そのうち、HPのコラムに詳しく書こうと思っていますが、
小口径ドライバーは、ミッドハイ(中高域)が強めに出るものが多く、
これが小口径ドライバーのスケール感を損なう原因の一つになっています。

そこで、イコライザーで、中高域を少し下げるだけで、
ぐっとスケール感が大きくなります。

下の画像は、GOM Player のイコライザーですが、
こういう感じで、ミッドハイを少し落としてやると、
小口径っぽいチャカチャカした感じがなくなり、
大口径っぽい落ち着いた音になります。

equalizer


そういえば、少し前にGOM Player は、アップデートするときに、
何かが仕込まれるとか、そういう話があったような気がしますが・・・
そのうち、何か、別の良いプレヤーを探さなければいけませんね。

もともと、人間の聴覚は、ミッドハイが強く聴こえる特性なので、
この帯域を少し下げた方が、よりフラットな特性に聴こえると言う事情もあります。

そして、中高域を下げると、
メタルコーンでも、メタルコーン独特の癖が少なくなり、
ボーカルでも普通に聴けるようになります。
少し内部損失が足りないような、ジリジリした質感は残りますが、
W3-315D でも普通に使える音になります。

特に、小口径で、クラシックを楽しむ場合は、
非常に有効な手段ですし、この方が絶対によく聞こえます。

こうやって、ミッドハイを落として落ち着いた音を聴いていると、
小口径の問題点は、大音量を出せないことだけじゃないかな?
という気もしてきます。
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スピーカー | 13:06:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
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