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"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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バスレフの実験機

バスレフ実験機


上の画像は新方式のバスレフの実験機です。
実験機なので、ありあわせの材料で適当に作りました。
見ての通り、バスレフ・ダクトに複数の穴が開いています。

これは何を意図しているのかと言うと、この複数の穴が開いたダクトによって、
複数の共振周波数を持たせることができるのではないか、と言う魂胆です。

普通に考えれば、このエンクロージャーの共振周波数は、
このダクトの一番下の穴までのダクトの長さによって一義的に決まりそうですが、
スピーカーのエンクロージャーは、自由振動ではなく、
ドライバーによって強制的に幅広い周波数の振動が与えられるので、より低い周波数では、
このダクトの一番下の穴より先の空気も強制的に巻き込んで、共振するのではないか?
つまり、エンクロージャーの空気バネに与えられる周波数によって、
その周波数で共振するのに最適なダクト内の空気の質量(m)が選択されるのではないか?
と言う都合の良い考えです。

成功すれば、シンプルな構造で広帯域バスレフでしたが、
そうは問屋が卸さないと・・・

試聴の結果ですが、駄目ですね、これは。
低音がスカスカで、強い共振を起こしていないようです。
むしろ、このダクトを取り去って、板厚のみのダクトにした方が豊かな低音が出ます。

中・高音は密閉型に比べると、開放感があって活き活きと鳴りますが、
低音は密閉型のような低音です。
よく聴くと、50Hzあたりまでレスポンスがありますが、
如何せん量感がない・・・

ダブルバスレフなどでは、二つのチューニング周波数の高い方(fd1)より低い周波数では、
第一空気室の容積に第二空気室の容積が加算されるので、
fd1より低い周波数では空気バネの持つエネルギー(共振エネルギー)が強くなるので、
低音再生には、理に適った構造になっています。

しかし、この実験機では、むしろ逆に、低い周波数になるほど、
共振に寄与する空気バネのエネルギーが、
ダクトの穴から逃げるような感じで、共振エネルギー自体が弱くなるようです。

しかも、ところどころで、位相がずれたような妙な音が出るし、
普通のシンプルなバスレフのほうが良い音ですね。

とりあえず、これは一旦お蔵入りです・・・
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スピーカー | 17:33:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
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