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Korva

Author:Korva

コルバのブログへようこそ♪
"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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S.M.S.L SA-S3+

sa-s3


今回の記事は、S.M.S.L社のデジタルアンプ、SA-S3+ です。

このアンプのチップには、Tripath社の TA2021B が使用されており、
出力は、25W+25W (4Ω)です。
同社の TA2020 の 20W+20W 、TA2024 の 15W+15W と比べると、
少し出力に余裕があります。

とは言っても、20Wと25Wだと、実際にスピーカーから出せる音量は、
√(25/20)=1.118 倍で、ほとんど同じですが。

このアンプは、TA2020 を使った SA-S1+ のように
ディテールが強調されることも無く、
どちらかと言えば、落ち着いた音がする、
特に特徴の無い、普通のアンプという感じです。

低域は、SA-S1+ に比べると、芯と厚みがあるように感じます。
しかし、SA-98EX のように、ピラミッドバランスという感じではなく、
あくまでも、フラットバランスという感じでしょうか・・・

SA-S1+ よりも、中域・高域が柔らかい分、
相対的に低域がしっかりと聴こえるということかもしれません。
おそらく、低域の絶対量ということでは、SA-S1+ と大差ないと思います。

中域・高域が、SA-S1+ に比べると柔らかめだとはいっても、
音色的には、どちらかと言えば、クールで固めな音だと感じますので、
柔らかく暖かい音が好きな方は、SA-4S-EX などの、
別のアンプの方が良いかもしれません。

アンプの音は、機種による差が小さいので、
スピーカーの音のように、一聴して違いが分かるという程の差は無く、
注意して聞き込めば、小さな違いが分かるかも知れないというレベルで、
SA-S1+ を使っていた人が、ある日、アンプをSA-S3+ と入れ替えられても、
見た目もほとんど同じなので、気がつかない人も多いと思います。
気がつくとしても、「最近なんとなく音が落ち着いてきなかな?」という感じで、
アンプが変わったことには、気がつかないかもしれません。

強いて言えば、
落ち着いた音が好きな人、全体のバランスが聴きたい人は、SA-S3+
キラキラと散乱する音が好きな人、ディーテールを細かく聴きたい人は、SA-S1+
という事は、言えるかもしれません。


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アンプ | 11:15:16 | トラックバック(0) | コメント(2)
Tang Band W3-881SJF が素晴らしい

w3-881sjf_f


先日、コイズミ無線で、
TangBandのW3-881SJF という
8cmフルレンジドライバーを安売りしていたので、買ってみました。

w3-881sjf_fr

上の画像は、W3-881SJFの周波数特性ですが、
ワイドでフルフラットな、ありえないような、素晴らしい特性です。

このドライバーは、
能率が88dBと高く、
fsが100Hzと、8cmフルレンジとしては低く、
Qtsが0.39と、これも8cmフルレンジとしては非常に低く、
バックロードホーンに最適ではないかと思い、購入してみました。

w3-881sjf_b


背面を見てみると、磁石がデカイ!
直径70mm、厚さ15mm、重さ219gの
8cmフルレンジとしては、巨大な磁石です。
コーンの直径より、磁石の直径のほうが大きいという・・・

こういう小さなドライバーに、無理やり大きな磁石を付けたような、
凝縮感のある物件を見ていると、なにやら盛り上がってまいりますね。

ところで、この巨大な磁石は、
メタルコーンのW3-315Eと同じサイズですね。
W3-315Eの前モデルのW3-315Dを持っていますが、
W3-315Dはポールピースにベント孔がありますが、
W3-881SJFは、ベント孔がありません。
磁石の大きさは同じですが、モーターの構造は違うようです。

で、W3-881SJF の音なのですが、
これがまた素晴らしい・・・
何の欠点も無い再生音です。

torvi-s082_20130607


バックロードホーンの Torvi-08II にマウントして聴いているのですが、
本質的に優れたドライバーでなければ聴けない音がしています。
もう少し大きなエンクロージャーでも、十分駆動できそうな力強さがあります。

低音は筋肉質で、ゴリゴリと硬い低音です。
長時間聴いていると聴き疲れしてきますが、
強力なモーターでなければ、聴けない低音ですね。

コーンは、TangBand伝統のPPコーンで、
W3-582SCと同じものだろうと思いますが、
能率の2dBの差は大きい様で、中域・高域の解像度が高く、
「この曲には、こんな音が入っていたんだ」
という、新しい発見があり、W3-582SCだと聴こえない音も聞こえ、
顕微鏡でソースを覗くような、微細な音も再生できるようです。

音色的にも、全域を通じて自然で違和感はありません。
無職透明ですが、冷たく硬い音ではなく、
優しさや暖かさのある、しなやかな音です。

そして、このドライバーの素晴らしいのは、
高能率なのに、ハイ上がりではなく、フラットなので、
音楽にとって重要なところがマスキングされず、
音に芯と厚みとリアリティーがあることです。

高域もガチャガチャしたうるささがなく、
繊細でサラサラときめ細かい・・・

何か、もう、言うこと無いですねぇ。
やっと、理想に近い8cmフルレンジを、手に入れたという感じです。


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フルレンジ | 11:20:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
くれふしの里 古墳公園
Korvaは時々、パートナーと近くの公園や自然の多い場所に出かけて、
お弁当を食べて帰ってくるということをするのですが、
先日、茨城県水戸市の「くれふしの里 古墳公園」に行ってきました。

この公園の概要は、
「巨大埴輪、はに丸タワーと復元された古墳群が目印の不思議空間「くれふしの里古墳公園」は
前方後円墳6基、帆立貝形前方後円墳1基、円墳9基で構成されており、
ごく狭い範囲に多数の前方後円墳が集中するユニークな古墳群として注目されています。」
ということです。

下の写真は、駐車場の近くにある前方後円墳の牛伏4号墳です。
この古墳は復元されて、この公園のシンボルになっているようです。

zk4_s


牛伏4号墳に登って、方墳の部分を眺めたところ。

zk4_z


先入観では、丸い方が前のような気がしていましたが、
四角い方が前なんですよね・・・

そして、これは、円墳の部分です。

zk4_k


弥生式土器が縁取りのように並べられています。
笠間焼きの職人さんにでも焼いてもらったのかなと思い、
よく観察してみると、プラスチック製のようでした・・・

yuhodo_k


このような遊歩道をてくてく歩いていくと、
様々な古墳を観察することができます。

これは、前方後円墳の牛伏2号墳。
木々に埋もれて、全容よくが判りません。

zk2


前方後円墳の牛伏1号墳。
かなり風化していて、古墳だと言われなければ判別がつきません。

zk1


円墳の牛伏5号墳。
これは比較的 形がよく残っているようです。

ep5


円墳の牛伏7号墳。
はに丸タワーに気をとられたせいか、写ってませんね^^;

ep7


遊歩道をそのまま歩いていくと、
巨大な「はに丸タワー」のある広場に出ます。
全長17.3mで、ガンダムとほぼ同じ高さですね。
屋上は展望スペースになっており、登って景色を眺めることができます。

hanimaru_f


はに丸タワーを後ろから見たところ。
基礎の部分が前方後円墳の形になっています。

hanimaru_b


この日は日差しが強く、この基礎の部分が日陰で涼しかったので、
ここに腰を下ろして、ブンブン飛び交うアブを眺めつつ、
お弁当を美味しくいただきました。

そして、食後は もちろん、はに丸タワーに登ってみました。

登る途中、このようなオブジェがあり、

hanimaru_i


「はにわの口に手をいれてごらん。古代の宇宙からのメッセージが君に届くよ。」
という説明文がありましたが、残念ながら、故障中のようで、
古代の宇宙からのメッセージは聞けませんでした。

古代の宇宙ではなく、宇宙の古代なら宇宙戦艦ヤマトです。

はに丸タワーの屋上からの眺めです。
うーん、シュヴァルツヴァルト という感じです。

hanimaru_v


前方後円墳型の休憩所を上から眺めたところ。

azumaya


この公園にはいたるところに、前方後円的こだわりが溢れているようです。

円墳の牛伏10号墳を上から眺めたところ。
うん、丸い・・・

ep10


そして、これは前方後円墳の牛伏17号墳を上から眺めたところ。
手前が四角い部分で、奥が丸い部分です。
この古墳は、この公園にある最大の古墳で、全長約60mということです。

zk17


そして、はに丸タワーの屋上には、
オーディオ好きのKorvaとしては、見逃せない物体が・・・

hanimaru_t


これは、どう見てもバックロードホーンではないですか?
しかし、回りをきょろきょろ探しても、
これが何なのか、説明文が無い・・・

激しく気になりつつ、いつまでもここにいてもしょうがないので、
下に下りてみると、はに丸タワーの基部にこのようなものが・・・

hanimaru_s


これを見て、Korvaはピキーンときました。
これは伝声管だと。

これに耳を近づけてみると、案の定、上にいる人たちの話し声が聴こえてきます。
つまり、これを使って、
はに丸タワーの上にいる人と下にいる人が、
お話をできる仕掛けなわけですね。
『天空の城ラピュタ』に、そういうシーンがありましたね。
あれです。

説明文があれば、子供たちが楽しく遊べそうだと思いますが、
それが無いために、これで遊んでる人はいませんでした。
もったいない・・・
これから行く人は、これで遊ぶと面白いかもしれませんよ。

謎を解決して、すっきりした気持ちで、
再び歩いていくと、
前方後円墳の牛伏6号墳。

6goufun


これは前方後円墳の牛伏3号墳。

zk3


この竪穴式住居のようなものはトイレです。
竪穴式トイレですね(もちろん普通のトイレです)。

t_toilet


このトイレの側には、色んな遊具があり子供たち楽しそうに遊んでいました。

パートナーも、自転車のようにこぐと、ぐるぐる回る遊具で遊んでいましたが、
体が大きめなKorvaは、遠慮しておきました。

これは、どのように遊ぶのか判らない、縄文式遊具(適当なことを言っております)。

j_yugu


という感じです。
なかなか興味深く、楽しい公園でした。


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お散歩 | 11:49:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
妄想スピーカー DCSB
今回の記事は、かなり昔に考えて、
なかなか作れずにいるスピーカーのネタです。

(この記事を書いた後、
何か釈然としないものがあったので、良く考えてみたところ、
この方法では、振動板の変形によって生じるひずみを
キャンセルはできないと言うことに気がつきました。
削除するのも何なので、勘違いネタとしてお楽しみください。)

下の画像が、その模式図で、
DCSB (Distortion Canceling Staggered Bass Refrex)
ディストーション・キャンセリング・スタガード・バスレフ、と言います。

dcsb

上のエンクロージャーと下のエンクロージャーは、角材によって連結されています。

上のダクトと下のダクトのチューニングは同じでも良いのですが、
ずらして、スタガード・バスレフにした方が、癖の少ない低音になるはずです。

上のドライバーと下のドライバーは並列接続で、
上のドライバーは、プラスとマイナスの接続が逆になります。

基本的な考え方としては、
ボイスコイルに押されたり引かれたりすることで生じる、
振動板の変形によって発生するひずみを、根本的に無くしてし、
ひずみの無い再生音を実現しようと言うスピーカーです。

下の画像は、ドライバーの振動板を単純化したもので、
これを、ボイスコイルに押されても引かれても無い時の、
変形の無い状態とします。

cone.png

そして、次の画像は、振動板がボイスコイルに押されて、
変形したときの状態だとします。

cone2.png

そして、次の画像は、振動板がボイスコイルに引かれて、
変形したときの状態だとします。

cone3.png

振動板が変形すると、当然それによって歪が発生することになります。
上の画像は単純な変形ですが、周波数が高くなると、
振動板が波打ったような状態になります。
いわゆる分割振動です。

ボイスコイルに、信号が流れたときに、
振動板前面に生じる変形と、
振動板背面に生じる変形は、
ちょうど逆の状態です。

そして、
振動板前面に生じた変形によって発生するひずみと、
振動板背面に生じた変形によって発生するひずみは、
位相が逆なので、それを合成すれば、
歪がキャンセルされると考えられます。

位相が逆の、同じ音量の同じ音を合成すると、
音がキャンセルされる現象と、基本的には同じです。

(+1)+(-1)=0
と言う感じの話ですね。

この考え方からすれば、
フルレンジスピーカーで問題にされる、
分割振動と、それによって生じるひずみも、
原理的には解消されるはずです。

しかし、これを書きながら、
何か、根本的な勘違いをしている気がしないでもない・・・
眉につばをつけながら、暇つぶしとして読んでください。

DCSB の基本的な構造の利点は、
振動板前面の音と、振動板背面の音を、同時に出力することで、
振動板の変形によって生じるひずみがキャンセルされることの他に、
ドライバーが逆向きに、対向して配置されているので、
ドライバーの振動もキャンセルすることができ、
エンクロージャーの振動も少なくすることができることです。

しかし、この構造だと、指向性の問題で、ハイ落ちになるので、
上のドライバーの磁気回路の背面に、
下の画像のような円錐を取り付けて、
高音を水平に拡散するとよいだろうと思います。

wcone.jpg


まぁ、どちらにしても、上のドライバーからは、
高音が放射されにくいので、ハイ落ち傾向は変わらないでしょうが。

そして、このスピーカーにぴったりのフルレンジが、
Tang Band の W3-881SI です。

w3-881si.jpg


このドライバーの磁石は、ネオジムマグネットなので、
磁気回路が小さく、背面のエアフローが良いので、DCSB には好適です。
音も良いと言う評判ですし、値段も一つ 1,000円しないんですよね。
f特も少しハイ上がりな感じです。


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妄想スピーカー | 08:47:17 | トラックバック(0) | コメント(4)
音響迷路の低音は無歪み?
先日「 妄想スピーカー DCSB 」という記事を書いた後、
どうすれば、振動板の変形によって生じる歪みを
無くせるかを、考えていました。

なぜ、DCSB によって、歪みを無くせないかの理由は、
あの記事には、
下のドライバーの振動板の前面に生じる歪みと、
上のドライバーの振動板の背面に生じる歪みの位相について、
勘違いがあるからです。

そして、振動板の変形によって生じる歪みをなくす正しい方法は、
一つの振動板の前面の音に、その振動板の背面の音を
位相を逆転させて、合成することです。

もし、それがができれば、振動板の変形によって生じる歪みを
無くすことができるのではないかと思います。

cone2.png

例えば、上の画像のように、振動板が変形した場合、
振動板前面に生じた変形と、振動板背面に生じた変形は、
逆の変形なので、それによって生じた歪みも、
逆の成分ということになります。

しかし、前面と背面は位相が180度違うので、
それを合成して歪みを打ち消すには、
位相を逆転させる必要があります。

では、位相を逆転させる方法はあるのか?というと、
帯域を限定した方法ならすでにあるんですよね。
勘の良い方ならすでにお気づきだと思いますが、
音響迷路です。

meiro.png

上の画像が、音響迷路の基本的な構造ですが、
折り曲げた、共鳴管のように見えます。

しかし、音響迷路の場合、吸音材を大量に使ったり、
複雑に折り曲げたりして、できるだけ共鳴を避ける工夫をしているようです。

例えば、この音響迷路の音道の長さが1.7mだとすると、
340/(1.7*2)=100 なので、理論上は、100Hz が6dB 増強されます。

そして、この場合、100Hz においては、
振動板前面の音に、位相を逆転した振動板背面の音が、合成されるので、
振動板の変形によって生じた歪みもキャンセルされているはずです。

しかし、振動板背面の音は、折曲がった管の中を通ってくるので、
またそこで、別の歪が生じますし、
振動板前面の音に合成される、位相が逆転した振動板背面の音は、
実は、振動板前面の音に対して、1波 ずれているのです。

まぁ、それでも、100Hz では、
歪みのかなりの部分はキャンセルされるだろうと思いますので、
この帯域では、かなり良質の低音が期待できます。

しかし、これはあくまでも、340/(音道長*2)Hz 限定の話なので、
すべての帯域において、振動板の変形によって生じる歪みを無くす方法は、
無いのかもしれませんね。


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妄想スピーカー | 09:18:37 | トラックバック(0) | コメント(2)
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まとめ

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