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Author:Korva

コルバのブログへようこそ♪
"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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気になる音、気にならない音

w3-315d


W3-315D というTangBandの8cmフルレンジドライバーがあります。
ダイキャストのラウンドフレームで高級感があり、ルックスも好く、
バックロードホーンのTorvi-S08IIによく似合います。

w3-315d_r


背面を見てみると、磁気回路がデカイ!
W3-315D はおそらく、バックロード用のドライバーなんでしょうね。
この強力なモーターでホーンをグイグイとドライブし、
丈夫なメタルコーンと相まって、ソリッドな低音を再生します。

センターポールには、ボビン内の圧力を逃がすベント穴もあって、
フルレンジドライバーの構造としては、ほとんど理想的なものです。
フレームはダイキャストで美しく、眺めているだけでも楽しい一品ですが、
このドライバーの唯一の欠点は、音が悪い・・・それも非常に・・・
悪いと言うと語弊がありますが、
とにかく、音が自己の存在を主張しまくり、音楽に集中できない。

メタルコーンなので付帯音が多く、賑やかというか雑というか、
Fieve Audio のHSC機能を、中域で強烈に効かせたような、
音全体に、ホワイトノイズのベールがうっすらとかかったような音です。

内部損失の小さなメタルコーンは、バックロードホーン用の
能率の高いドライバーにはあわないのではないでしょうかね。
評判の良いメタルコーンは大体能率が低いようです。

W3-315D とは対照的な音が、まっくろくろすけの W3-583SE ですね。

w3-583se

このドライバーは、本当に自己を主張しません。
癖がなくバランスが良く、気になるところがほとんどありません。
これしか持ってなければ、これだけで満足して、
音楽を楽しんでいるんだろうなぁという感じの、素直なドライバーです。


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フルレンジ | 10:30:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
Torvi-S10 の途中経過

torvi-s10_20121017


10cmフルレンジ用のバックロードホーン Torvi-S10 の途中経過です。

Fostex の FF-105WK で試聴していますが、なかなか良い感じです。
FF105WK も段々こなれてきて、高域の硬さや違和感が少なくなり、
優しさや繊細さが現れてきました。
このままエージングが進めば、Korvaお気に入りの FF85WK より良くなりそうな感じです。

このTorvi-S10はもう一台作って、ペアにして聴いていますが、
ドライバーの取り付け位置とターミナルの取り付け位置を勘違いしてしまい、
右と左のエンクロージャーで、ドライバーの位置が微妙に違っています。
まぁ、数ミリの違いなので、音的にはほとんど同じはずですが、
設計図は、絶対に勘違いしようのない書き方をしなければいけないなぁと・・・

Torvi-S10 は Torvi-S08 と比べると、音が静かです。
8cmドライバーは、fsが高いので、ミッドローが分厚くなりますが、
ミッドローは比較的耳につきやすい帯域なので、
その帯域でソリッドな音がゴリゴリ出てくると、結構気になるのですが、
10cmドライバーはfsが低いので、それほどミッドローの厚みがなく、
目立つ帯域の出力が少ないので、音が静かなのではないかと感じます。

それと、ミッドローの出力が大きいと、そのすぐ上のボーカル帯域が目立たなくなり、
明瞭さに欠けた音になる傾向があるように感じます。
8cmドライバー用のKorkeaのボーカルが非常にクリアーに聴こえるのも、
ミッドローが少し薄くなっていることが原因かもしれません。

上記のような理由もあり、Torvi-S10は10cmドライバー用なのにも関わらず、
8cmドライバー用のTorvi-S08よりも、ボーカルが透明に聴こえます。
そして、100Hz辺りの、迫力を感じる帯域が分厚いので、
聴感的には、かなり低音が豊かです。

開口部ダンプをしているので、ローエンドが伸びて、
40Hz以下までレスポンスがあり、40Hzでも結構な出力がありますが、
バランス的には、これほどローエンドを伸ばす必要はなく、
開口部ダンプは無いほうが、バランスが良くなるような気がします。

100Hz辺りは、もう少し量が少ないほうが良いし、
100Hz以下の量は、もう少しあったほうが良い感じなので、
開口部ダンプをなくして、ホーンを少し太くして、
ホーンの開き率をもう少し小さくしたほうが良いかもしれません。

あと、ホーン途中の小穴も、もう少し小さくしたほうが良いようです。
この小穴から出てくる音は、かなりソリッドで、どうしても目立ってしまうので、
ディップを完全に無くすほどの出力ではなく、
ディップを浅くする程度の出力に留めておいたほうが良いかもしれません。
小穴の形も、以前書いたように補助穴を開けるとか、
スリット状にするとか、何か良い方法があると思います。

しかし、10cm用のエンクロージャーは、音は8cmより良いですが、
どうしても板の無駄が多く発生してしまうので、
8cmエンクロージャーに比べると、気軽に開発する気になりません。
板自体、厚いものは高価なのに、使えない部分が多く発生するので、
非常にもったいないですねぇ。
何か良い方法があればよいのですが、大きさが中途半端なのです。


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Torvi-S10 | 13:16:13 | トラックバック(3) | コメント(0)
穴開きバックロードホーンの別の考え方
穴開きバックロードホーン(HBLH)は、ディップが発生する周波数で、
ホーンの途中に開けられた小穴から、音響迷路的な効果によって、
ドライバーの振動板前面と同相の音を取り出すことで、
ディップを解消するという考え方なのですが、
HBLHを聴いていると、どうも、小穴から出力される音は音響迷路的な音ではなく、
明らかに、ホーンロードの掛かっている、ゴリゴリした感じの音です。

もし、HBLHのディップの無くなる現象が、音響迷路的動作によるものではなく、
小穴までの長さのホーンとして、部分的に機能することによるものだとすると、
小穴の最適な位置は、スロートから、ホーン長/1.5 の位置ではなく、
おおよそ、スロートから、ホーン長/1.3 辺りということになり、
設計思想としては、デュアル・バックロードホーンに近くなります。

この場合、以前作った、Torvi-C08の小穴の位置辺りが、最適な位置と言うことになります。
Torvi-C08を作った当時は、小穴の位置がもっとスロート寄りのほうが良いと思っていましたが、
周波数特性的にも、上手くディップが埋まっていましたし、あれで良かったのかもしれません。

音的にも、小穴の位置が開口部に近い方が、小穴からから出てくる音の周波数が低くなるので、
より耳につきにくく、癖の少ない音になるはずです。

下のグラフは、そのうち作ろうと思っているスパイラルホーン Uzu-10 の
シミュレーションによる周波数特性です。

uzu10_f特

このホーンに小穴を開けてディップを無くすためには、
150Hzのインピーダンス特性の山辺りに、ホーンロードが掛かるようにすればよいわけです。
ホーン長は、約170cmなので、小穴の位置はスロートから130cm辺りになります。

Uzu-10は普通のバックロードにする予定でしたが、
実験してみたくなったので、多分HBLHにするだろうと思います。


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バックロードホーン | 11:48:13 | トラックバック(0) | コメント(0)
新しいKorkeaの設計も、そろそろ・・・

korkea設計


デュアル・バックロードホーンのKorkeaを作ってから、もう1年も経ってしまいました。
途中で、穴開きバックロードホーンの方に興味が移ってしまい、
設計も製作も簡単ということもあり、そればっかりやっていましたからねぇ・・・

ホームページの方のKorkeaの製作記事の最後の方に、
Korkeaの改善策を書いていますが、多分あれは正しくありません。
おそらく、最初の設計でそれほど問題はないと思います。

と言うのは、Korkeaを聴いていると、
シングルバックロードホーンのように、ホーンロードが強く掛かる帯域と
そうでない帯域との音色の違いと言うものが感じられず、
特に、男性ボーカルなどを聴くと、シングルバックロードでは
あー、ホーンが鳴っているなぁという帯域があるのに対して、
Korkeaではそれを感じません。

これは、ロングホーンで負荷のかからない帯域に、
ショートホーンで負荷をかけるという設計が上手く機能していることで、
帯域による音色の違いというものが発生しないからだろうと思います。

改善策のように、ホーンの長さの比率を変えると、
負荷のかかる帯域も変わるので、この癖の無さも失われるかもしれません。
おそらく、位相を考慮した設計より、負荷のかかる帯域を考慮した設計の方が、
帯域による音色の違いと言う点では、より自然な音が得られるはずです。
位相については、設置条件で違いが大きすぎるので、
設計段階で位相のことを考えても、それほど意味がないかもしれません。

試作品なので、改善すべき点があるのは当然ですが、
このkorkeaは根本的な音の良さがあります。
刺々しさが無いのに、解像度が高く、きめが細かく、
音がエレガントで、優しさや暖かさがあるのに、音がクリアーです。
低域で広く薄くホーンロードが掛かるためか、中域との音色の違いが感じられず、
二つのホーンがある程度独立した動作ができるためか、
シングルバックロードに比べると、低域の解像度に余裕を感じさせます。

今、Korkeaの設計図を見てみると、
我ながら良く考えられているなぁという感じで、それほど変更する点も無いのですが、
とりあえず、新しいKorkeaの設計も、ぼちぼち始めようかと思います。

しかし、8cm版を作ってみて、上手く行けば10cm版を作るか、
それとも、最初から10cm版を作るか、どうしようかな・・・


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Korkea | 11:06:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
Uzu-10 製作開始

uzu-10_バッフル


10cmドライバー用のバックロードホーン、Uzu-10 を作り始めました。

上の画像はバッフルです。
見てのとおり、10cmドライバー用のバックロードとしては、非常にコンパクトです。
こんなに小さなエンクロージャーで、十分な低音が出るの?と言われそうですが、
Uzu-10は、サブロク板1枚で2台作れるという、板取の効率を優先して設計したので、
このように、10cm用としては小さなサイズになりました。

それに、全てのコーナーが、90度のコーナーで構成されるスパイラルホーンは、
低音の量感に乏しいという話もあり、エンクロージャーの小ささと相まって、
低音スカスカの失敗作になるのではないかという危惧もあったりします。

長岡鉄男氏によれば、スパイラルホーンは音が良いという評価で、
彼自身も、FE-103用のスパイラルホーンを、
モニタースピーカーとして、一時期、使っていました。

しかし、長岡氏が言うには、
スパイラルホーンは、製作過程でミスすることが多く、
どのようにすればミスが無くせるかが、今後の課題だ、
という風に、どこかに書いていたような記憶があります。

ネットを見てみると、スパイラルホーンを作ってみて、
全く駄目だったという方もいますし、成功したと言う方もいます。
駄目だったという方は、制作上のミスがある可能性もありますし、
スパイラルホーンが原理的に、低音が出にくいということであれば、
成功例があるのが不思議ではあります。

ブログ「趣味の小部屋」様のところで、
90度の折り返しと、180度の折り返しについて、
非常に興味深い考察を読み、目からうろこが落ちそうになりましたが、
良く考えてみると、空気の粗密の並ぶ方向と音波の進行方向の関係は、常に一定ですから、
コーナーで音の進行方向が変わると、粗密の並ぶ方向も変わります。
と言うか、空気の粗密の並ぶ方向が、すなわち音の進行方向なので、
粗密の並ぶ方向が変わらずに、音の進行方向のみが変わるということは起こらないはずです。

そして、音速を秒速340mとすると、100Hzでは、1波長は3.4mということになり、
1波長における、空気の粗の部分と密の部分の長さは、それぞれ1.7mと言うことになります。
このくらい波長が長くなると、コーナーでの音の挙動も、
音波の進行というよりは、気圧の移動と言う感じになるだろうと思います。

もし、90度のコーナーよりも、180度のコーナーの方が、
低音が出やすいという現象があるなら、
それは、180度のコーナーの方が、管の連続性が低くなることで、
分断された管として機能しやすくなるので、より多くの共鳴周波数を持った共鳴管として、
機能しやすくなるからではないかとKorvaは考えています。
つまり、180度の折り返しでは、スムーズに音が進行できないので、
そこまでの長さのホーンや共鳴管として、部分的に機能することで、
低音の量感が増えるのではないか?ということです。

これは、あくまでKorva個人の考えなので、
「趣味の小部屋」様の考察の方がより真実に近いかもしれません。
まぁ、どっちが正しくて、どっちが間違いかと言う話ではありませんし、
色々な考え方があるほうが楽いし、素晴らしいことだと思います。
と言うか、「正しい考え方」という考え方自体、少々気持ち悪く、Korvaは嫌いですが・・・


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Uzu-10 | 13:05:57 | トラックバック(0) | コメント(0)

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まとめ

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