■プロフィール

Korva

Author:Korva

コルバのブログへようこそ♪
"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

ホームページは → こちら

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

10cmフルレンジ用のバックロードホーンの構想
さて、前回の更新からずいぶん時間が経ってしまいましたが、
更新を怠っている間に、10cmフルレンジ用の
バックロードホーン、Torvi-S10 の構想を練っていました。

今回使用するドライバーは、
TangBand W4-930SG と、
Fostex FE103En です。

w4-930sg

fe103en

この2つのドライバーは、ネジ穴の位置が同じなので、
エンクロージャーの共用ができるのです。

W4-930SGの取り付け穴が、Φ96mmと少し大きめですが、
FE103Enでも問題ないはずです。

Korvaはコンパクトなものが好きなので、
8cmドライバー用のエンクロージャーばかり作っていましたが、
8cmフルレンジは、バックロードに使うには、
Fs も Qts も高すぎるのです。

あくまで個人的な意見ですが、
バックロードには、10cmか12cm辺りが、特性的にベストだと思います。

W4-930SG は、Fs が 70Hz 、Qts が 0.47
FE103En は、Fs が 83Hz 、Qts が 0.33

なかなか良い特性ですね。
特性からは、W4-930SG の方が、低音がよく出ることが伺えます。
FE103Enも、バックロード向けのドライバーではありませんが、
特性的には、バックロード用と言っても不思議ではない特性です。

今回制作するエンクロージャーは、
Torvi-S08II と同じタイプの、側面開口型を予定しています。
このタイプが一番好きなので、
とりあえずこのタイプから作ろうかなぁと。

しかし、側面開口型はFE103Enだと、測定上は低音不足になるかもしれません。
そのうち、Fostex用に前面開口型も作ろうと思っています。
Fostexは低音が不足しやすいので、前面開口型が本命ですね。

今回のエンクロージャーは、主にTangBand用で、
Fostexにも使えるという感じです。


関連記事
スポンサーサイト
Torvi-S10 | 12:14:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
再び Korkea

korkea-s08


上の画像は、デュアル・バックロードホーンのKorkeaです。

フロントバッフル下部に張っている板は、
190Hzあたりの厚みを増そうとして、ロングホーンの途中に小穴を開けて、
見事に失敗した傷跡です。

実験のために、フロンとバッフルと裏板を接着してなかったのですが、
大体 実験も終わったので、接着した状態であらためて聴いています。

フロンとバッフルと裏板を接着した状態だと、
ホーンロードが強く掛かり、一段と低域の厚みが増し、力感がみなぎってきます。
無駄な振動も減るので、中・高音もよりクリアーになります。

やはりKorkeaの音は良いです。
この音が自分の作ったエンクロージャーから出ていると思うと、
小躍りしたいような気持になります。

周波数特性がどうこう言う以前に、
音のたたずまいに気品があり、
情報量が多いのに、静かで、刺々しさがありません。

そして、ダイナミックレンジが広く、音に開放感があるのに、
荒々しさや喧しさがありません。

バックロードなのに、ボーカルに癖を感じないので、
安心して音楽に没入できます。
このボーカルの自然さとクオリティーの高さは特筆できます。

和太鼓などは部屋の空気が震え、コーンが千切れそうな迫力がありますが、
音にどっしりとした安定感があり、8cmフルレンジの音という感じがしません。

違う長さの二つのホーンからは、
位相のずれた音が出るので、理屈では音の輪郭がぼやけるはずですが、
実際には、音の輪郭や粒立ちが、シングルホーンと比べても明確です。

人の聴覚は、低音の位相のずれには鈍感という特徴があるので、
ホーンの長さの違いによって生じる位相のずれは、
聴感上それほど問題にはならないようです。

音は素晴らしいですが、問題はルックスです。
視覚的な安定感のために、ドライバーをセンターに配置しましたが、
ドライバーがセンターにあると、
どうもノッペリ感が強調されるような気がしないでもありません。
Torvi-Sのような配置にしたほうが、
かえってルックス的にはよいかもしれませんし、
音と設計的には、確実にその方が良いはずです。

12cmバージョンを作る予定でしたが、
8cmでこれだけの音が出ると、10cmでも十分かなと思いますし、
あまり大きくしたくないので、なかなか悩ましいところです。


関連記事
Korkea | 12:40:35 | トラックバック(0) | コメント(2)
ターミナルについて

ターミナル1


上の画像は廉価なプッシュ式のターミナルと
それよりは高価なネジ式のターミナルです。

Korvaはプッシュ式のターミナルが気に入っていて、
特に8cmなどの小型システムには、よく使っています。

その理由は、プッシュ式のターミナルの方が、
構造的に高音質なのでは?と考えているからです。

プッシュ式は、いかにもチープな感じですが、
ネジ式のほうは、金メッキされていて高級感もあるし、
見た目からは、音もよさそうな印象を受けます。

しかし、構造を比べてみると、
プッシュ式は非常にシンプルで、
音質が悪化する要因がほとんど無いのに比べて、
ネジ式のほうは、その要因が複数あるようです。

まず、スピーカーケーブルとターミナルの接点で違いがあります。

スピーカーケーブルは比較的柔らかい金属の銅ですから、
強い力をかけ続けると変形します。

ですから、ネジ式のほうは、定期的にネジを締めないと、
スピーカーケーブルとターミナルの接点が緩み、
接触不良になる可能性がありますが、
プッシュ式のほうは、スピーカーケーブルが変形しても、
常に一定の力が加えられているので、接点が緩むことはなく、
ネジ式のように接触不良になることはありません。

ターミナル2


上の画像は2つのターミナルを裏から見たものです。
左がネジ式で、右がプッシュ式です。

プッシュ式の方は、内部配線を接続する金属片が突き出しているだけですが、
ネジ式の方は、内部配線を接続する金属片が、
スピーカーケーブルを挟む部品に、ナットで固定されています。

この2つのターミナルの信号経路を比較してみると、

プッシュ式:
スピーカーケーブル → 金属片1 → 内部配線

ネジ式:
スピーカーケーブル → 金属片1 → ナット → 金属片2 → 内部配線

となっており、ネジ式のほうが、接点が2箇所多いことが分かります。

オーディオ信号の経路における接点は、
少ない方が信号の劣化が少ないはずですから、
構造的には、プッシュ式のほうが信号の劣化が少ないはずです。

しかし、この程度の接点の増加によっては、
人の聴覚によって認識できるほどの、信号の劣化は無いでしょうから、
視覚的な印象の方に、より多く影響され、
見た目が高級感のあるほうが、音がよく聞こえるかもしれません。

まぁ、スピーカーユニットの価格との兼ね合いもあって、
廉価なユニットに高級なターミナルや、
いくら音質が良くても、高価なユニットに廉価なターミナルというのも、
バランスが悪く、心理的な抵抗がありますが・・・


関連記事
スピーカー | 09:46:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
FF85WK と FF105WK

ff85wk&ff105wk


Fostexの10cmフルレンジドライバー、FF105WK を購入してみました。

Korva的には、FF85WKのルックスは割りとツボで、結構 気に入っているのですが、
FF105WKの見た目も、8cm口径のFF85WK とほぼ同じで、なかなか美しいですね。

FF105WKの音質的なことは、まだ鳴らしていないので分かりませんが、
ネット上の評判では、なかなかの優れものだということですし、
FF85WKを使っていた経験からも、
それほど悪いものではないだろうと予想して、購入してみました。

ところで、8cmのFF85WKは長いエージングを経て、
金属製センターキャップの癖も減り、なかなかのナチュラルサウンドになりました。
やはり、金属製センターキャップはエージングに時間がかかります。

FF85WKは、10kHzにピークがあるのですが、
測定するたびに、このピークが低くなっているようです。

長い時間振動していると、センターキャップが金属疲労を起こして、
ヤング率が低くなったり、内部損失が大きくなるなどの現象があるのかもしれません。

FF105WKも、7kHzにピークがありますが、FF85WKのように、
エージングによって、このピークも少しは低くなってくれるでしょう。

しかし、エージングに時間のかかるドライバーであれば、
特性的に優れていても、寿命の短いウレタンエッジを採用するのも、
いかがなものかとは思いますが・・・

ウレタンエッジの寿命の問題は、以前よりかなり改善されているとは聴きますが、
できれば、寿命の長い素材を採用してほしいものです。

ゴムエッジでも特に問題があるとは思えませんけが、
素人には分からない事情があるのでしょうか?


関連記事
フルレンジ | 14:06:02 | トラックバック(0) | コメント(3)
エンクロージャーのネジ穴について

鬼目ナット


通販で鬼目ナットを買ってみました。

M3とM4の、AタイプとBタイプを、それぞれ50個ほどです。
Aタイプのものは、バッフルの表から打ち込むタイプのもので、
Bタイプのものは、バッフルの裏から打ち込むタイプのものです。

近くのホームセンターに売っているものは、
M4より大きいものだけで、M3が売っていないのです。

M4でも、8cmのユニットに使えないことはないのですが、
ユニットのフレームのネジ穴に対して、M4のネジは太すぎるので、遊びが少なく、
エンクロージャー側のネジ穴が、所定の位置からコンマ数ミリずれるだけで、
ネジが刺さらなくなってしまうのです。

それに、小さな8cmユニットに対して、M4のネジは少々大きく、
見た目がいかつく雑な感じなり、バランスが悪いということもあります。

Korvaの作るエンクロージャーは、
歯間ブラシで木工用ボンドを少量 ネジ穴に塗布して、
ネジ穴を樹脂化することで、ある程度 強度を高めているのですが、
強く締め付けすぎると、ネジ穴が馬鹿になるという、
一抹の不安感を拭い去ることはできません。

やはり、鬼目ナットや爪つきナットを使ったほうが、
ネジ穴が馬鹿になる心配をせずに、ネジを強く締め付けられるので、
音質的にも、精神衛生的にも良いはずです。

と言うわけで、今後 作るエンクロージャーには、
鬼目ナットや爪つきナットを使っていこうと思います。


関連記事
スピーカー | 14:28:30 | トラックバック(0) | コメント(4)
次のページ

FC2Ad

まとめ