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Korva

Author:Korva

コルバのブログへようこそ♪
"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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新しいバックロード・ホーン
新しいバックロード・ホーンを開発しています。
下の画像は、音道の様子です。
板は置いただけで、まだ接着していない状態です。

torvi-c08内部


Laulu-08の方は特に問題もなく、癖が少なく透明感のある良い音に仕上がりました。
バスレフはバックロードと違って、簡単に デザインも音も、完成度の高いものが作れますねぇ。

しかし、バックロードは、夢とロマンを掻き立てるものがあります。
いつか、「これさえあれば他には何もいらない」 と言えるような
完成度の高いバックロードホーンを完成させるのがKorvaの夢です。

バックロードは、考えなければいけない部分が多いので、
バスレフに比べると、完成度を高めるのは 格段に難しくなります。
でも、あーでもない、こーでもない、と考えてるのが苦楽しくて好きなんですけどね。

今回のエンクロージャーは、以前書いたディップを解消する仕組み
最初からデザインに取り入れ、左右対称のものにしました。
少々のっぺりした感じですが、それほど悪くないデザインだと思います。

torvi-c08正面


さて、上手く鳴ってくれますかどうか・・・


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Torvi-C08 | 12:13:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
新しいバックロードホーンTorvi-C08の周波数特性など
下のグラフは、今開発中のバックロードホーンTorvi-C08の周波数特性です。

torvi-c08f特

そして、次のグラフは、Torvi-C08の穴を閉じた場合の周波数特性です。

torvi-c08穴無しf特

穴を閉じると、180Hz あたりに、大きなディップが出来ます。
ホーンの途中に空けた小さな穴は、効果てきめんですね。

どちらのグラフも、低域の音圧レベルが低めですが、
まだ裏板を接着してませんし、ターミナルも付けず、
スピーカーケーブルは裏板に開けた穴から引き出しているので、
空気がスカスカ逃げているのかなと思います。

中域は、吸音材を入れていないので、少々暴れ気味ですね。
バックロードホーンには吸音材は必要ないと言う方もいますが、
Korvaは、バックロードホーンにも、吸音材は必須だと思います。

最初に、バックロードには吸音材が必要無いとか、
吸音材は音を殺すとか言い始めたのは、長岡鉄男氏だと記憶しています。

明文化されたものは、長く記録として残り、人の心に影響を与え続けます。
特に、彼の文章は影響力が強いので、吸音材不要説が一人歩きしていますが、
彼の名機だと言われる スーパー・スワン には、
空気室にも、音道にも吸音材が使用されています。
こちらが彼の本音だと思います。
本音は、言葉より行動に表れるものです。

吸音材無しで上手く行かない人は、
先入観を捨てて試してみるのも一興かと思いますよ。


Torvi-C08 | 12:25:24 | トラックバック(0) | コメント(2)
バックロードホーンと吸音材と情報量
下の画像は今開発中のバックロードホーン Torvi-C08 です。

torvi-c08


今回の記事は、吸音材を使うと情報量が増えるという、ちょっと変な話です。

下のグラフは、吸音材無しのTorvi-C08の中域(300Hz-9000Hz)の周波数特性です。
torvi-c08吸音材なし

次のグラフは、吸音材有りのTorvi-C08の中域(300Hz-9000Hz)の周波数特性です。
吸音材あり

一見して、吸音材有りの方が、ピークやディップが小さく、
平坦な周波数特性になっているのが判ります。

特に、吸音材無しのグラフの中央から少し右にある大きなディップは、
空気室内の定在波の影響だと思いますが、
吸音材有りの方では、このディップが無くなり、平坦になっています。
(吸音材有りの方では、空気室のほかに音道内にも吸音材を使っています)

では、なぜ、吸音材を使うと情報量が増えると言えるのでしょうか?
(音声圧縮技術の原理を知っている人は、
Korvaが言わんとしていることは、すでにお分かりでしょうが・・・)

吸音材を使うと、周波数特性が平坦になることは上のグラフから判りますが、
実は、周波数特性が平坦だと、情報量は増えるのです。
いや、増えると言うのは正確ではなく、
周波数特性が凸凹だと、情報量が減ると言うのが正しいですね。

では、なぜ、周波数特性が凸凹だと、情報量が減るのでしょうか?
簡単に言えば、大きな音がする場所では、
小さな音が聞こえなくなるという、
人の聴覚の特性に起因した現象があるからです。

例えば、静かな室内では、ひそひそ声でも聞こえますが、
大きな騒音のある工事現場では、ひそひそ声だと聞こえません。

スピーカーで言えば、周波数特性に大きなピークがあると、
それ以外の帯域の音は、ピークが無い場合に比べて、聞こえにくくなります。

ディップの部分が聞こえにくいというのは、解りやすい現象ですが、
大きなピークがあると、それ以外の部分が、
相対的に、ディップになるとも言えると思います。

つまり、情報量の問題は、解像度、トランジェント特性だけの問題ではなく、
周波数特性の問題でもあるということです。

そして、周波数特性に凸凹が生じる事で、
情報量が少なくなる現象は、他の方式より、バックロードホーンのほうが顕著なはずです。
バックロードホーンは、振動板背面の音も積極的に利用することで、
周波数特性に凸凹が生じる可能性が、他の方式よりも高くなるからです。
つまり、バックロードホーンは、吸音処理が他の方式より重要ということです。

しかし、実は、情報量が少なくなると、良い音に聞こえるという厄介な現象もあります。
そんな馬鹿なと思われるでしょうが、あるんですよね。

この問題についても、そのうち詳しく書こうと思っています。


Torvi-C08 | 13:30:38 | トラックバック(0) | コメント(0)
Torvi-C08 の途中経過

torvi-c08内部整流板あり


Torvi-C08 の最後のコーナーに、整流板を付けました。
これで、全てのコーナーに三角材や整流板が入ったことになります。

三角材や整流板の効果ですが、
やはり、これを入れると、癖が少なくなり、素直で聴きやすい音になるようです。

下のグラフは整流板ありの周波数特性です。

torvi-c08f特整流板あり

むむむ・・・、200Hz に、小さいディップが出来ていますねぇ。
しかし、200Hzのサイン波を再生すると、ちゃんと再生されます。
測定するときのマイクの位置の問題かもしれませんが・・・。

細かく見ていくと、
250Hz-1800Hz はフラットで、低域や高域に比べると、少し音圧が高いです。
まぁ、中域の能率が高いのはバックロードの特徴でもありますが。
音楽情報は、ほとんど中域に集中していますから、
中域に大きなピークやディップが無く、フラットで癖が無いのは美点だと言えます。
低域と高域は、中域に比べると、少し音圧が低くなっていますが、意外にフラットな特性です。
10kHzのピークは、FF85Wkの癖です。
低域は60Hzまでフラット、再生限界は45Hzあたりでしょうか。

低域は、やや量感が控えめな感じですが、
部屋の壁やコーナーに寄せると、量感やスケール感がぐっとアップしますので、
クラシックなどを聴くときは、そういう使い方が良いようです。


Torvi-C08 | 14:15:55 | トラックバック(0) | コメント(0)
Torvi-C08 とりあえず完成

完成Torvi-C08

Torvi-C08 が完成しました。
裏板を接着し、ターミナルも取り付けました。
デザイン的には、まあまあ 良い感じではないでしょうか。

下のグラフは、Torvi-C08の最終的なf特です。
ドライバーは、Fostex FF85WK です。
Torvi-C08最終f特

まずまずの特性でしょうか・・・
Korva的には、290Hzのピークが気になります。
ここがもう少し低ければ、言うことはないのですが。

ところで、今回から周波数特性の測定の場所を変更しました。
定在波や反射音の影響を少なくするために、
部屋のドアを開けて、スピーカーをドアに向けて、かつ、
スピーカが、どの壁とも平行にならないように設置し、
マイクを、ドライバーの軸上正面1mの位置に置いて測定しています。

しかし、周波数特性の測定は、
マイクの位置を10cm動かしただけで特性が変わるので、頭の痛い問題です。
本来なら、無響音室で測定しなければ意味のないデータなのですが、
参考程度にはなるかなぁと・・・

部屋が散らかっていたので、かなり片付けて、
部屋の中心にあったテーブルも撤去したので、
部屋の特性自体も、かなり変わってると思います。
音響的には、部屋は散らかっていた方がいいのですが。

Torvi-C08は、最初に左右対称のデザインにしようと思って、
こういうデザインにしたわけですが、
その影響で、小穴の位置が計算上ベストな位置にありません。
本当は、もっとスロート寄りの位置が良いのですが、
ベストな設計で、かつデザインも良いというのは、なかなか難しいものです。

とりあえず、低域にディップは出来てないので、
一応コンセプト通りの結果が得られかなと思います。


Torvi-C08 | 20:06:37 | トラックバック(0) | コメント(0)

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まとめ