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Korva

Author:Korva

コルバのブログへようこそ♪
"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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EXバスレフの開発
以前、実験箱を作って効果を確かめただけで、
ほったらかしていたEXバスレフの汎用エンクロージャーを開発します。

EX-バスレフ模式図

今回開発するエンクロージャーは仕切り板を斜めにして、
エンクロージャー内の定在波の発生を抑制する構造です。

仕切り板を斜めにすることで、
接着しなくても、かっちり固定することができるので、
実験段階で、第一空気室と第二空気室の容積の比率を
変えることができるというメリットもあります。

実験箱では、これを最初に接着したので、
容積の比率を変えるとどう音が変化するのか
確かめることができませんでしたので、
今回はそれも確かめたいと思います。

今回使用するドライバーは、Tang Band の W3-582SC です。

W3-582SC

このフルレンジドライバーは、
色んな意味で中庸でバランスが良いです。
音色もニュートラルで癖が無く、
低音も高音も出るし、能率もそこそこ高くて、
細かい音も結構出るのに、ミッドハイがおとなしくて耳が痛くならない。

Fostex FE-83系のように名器だと言える実力だと思いますが、
話題にならないのは、中庸すぎて個性が無いと言うことでしょうか?
しかし、再生機器に個性を求めない人には、
これは良い選択肢だと思います。


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Laulu-E08 | 11:32:51 | トラックバック(0) | コメント(0)
EXバスレフ調整中

EXバスレフ内部


EXバスレフ Laulu-E08 の調節をしています。
しかし、バスレフの箱は、バックロードと違って簡単に作れますねぇ。
制作時間は、バックロードの半分にもなりません。
多分1/3にもならないかも・・・

マスキングテープで仮留めして、それぞれのダクトの長さを調節したり、
第1空気室と第2空気室とを仕切る板の位置を変えて、
容積の比率を変えたりしながら、試聴したり周波数特性を取ったり、
考えられる条件を、虱潰しに当たっている感じです。

ちなみに下の画像は、第1空気室の容積>第2空気室の容積、にした場合。

EXバスレフ内部2


仮留めしたダクトが、外に飛び出してるので、
ダクトを内蔵した時の容積が違ってきますが、
まぁ、大体の目安をつけるための実験ですので、
細かいことは気にしないでください。


Laulu-E08 | 09:46:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
Laulu-E08 の周波数特性など
下のグラフは、調整中ですが、Laulu-E08 の周波数特性です。
測定に使用したドライバーは、Tang Band の W3-582SC です。

Laulu-E08_f特

低域がフラットで、良い特性だと思います。

バックロードのようなソリッドな質感はイマイチですが、
バランスが良くナチュラルで、耳当たりがよく聴きやすい音だと思います。

8cmで低域を伸ばすと、ミッドローが痩せて貧相な音になりがちですが、
Laulu-E08は、ミッドローが分厚くリッチな音で、8cmフルレンジという感じがしません。

ちなみに、下のグラフは第3ダクトを閉じて、
普通のダブルバスレフにした場合の周波数特性です。

Laulu-E08_DB_f特

ローエンドはかなり伸びますが、
ミッドローの量感が減り、150Hzにディップが出来ます。

聴感的には、EXバスレフに比べると、
低音が柔らかく、こもった感じになり、解像度も低下します。
音色的にも、ドライバーの振動板の音との乖離を感じます。

しかし、ダブルバスレフが駄目ということではなく、
ブーミーさが少なく、ゆったりとくつろげるような音で、
これはこれで、ありかなぁとも思います。

結局のところ、個人の好みということですが、
EXバスレフは、ダブルバスレフほど、ローエンドが伸びていませんが、
聴感的には、EXバスレフのほうが低域が豊かで、
音色的にも、ドライバーの振動板の音とのつながりが良く、
開放感があって自然な感じがします。

もう少しミッドローを減らして、ローエンドを伸ばすこともできますが、
8cmフルレンジらしくないミッドローのリッチな鳴りっぷりは、
このエンクロージャー独特の個性なので、
この辺で調整は打ち切りにしようかなぁという感じです。


Laulu-E08 | 11:09:54 | トラックバック(1) | コメント(0)
EXバスレフは面白い箱

Laulu-E08_f


上の画像は、開発中のEXバスレフの Laulu-E08 です。

ダクトの調整も終わって、ダクトを内蔵したので、すっきりした姿になりました。
デザイン的には、シングルバスレフの Laulu-08 とほとんど同じような感じです。

Laulu-E08_i


内部の様子はこんな感じです。

最初は、第1空気室容積 > 第2空気室容積 の方が、
逆相の共振が減っていいのでは?と考えていましたが、
実際には、第1空気室容積が小さいほうが周波数特性的にはいいようです。

第1空気室と第2空気室とを繋ぐダクトには、
ポリエステルの吸音材が少量、軽く充填されています。
少し思うところがあって試してみたところ、
低域の周波数特性がフラットになり、かなりの効果がありました。

シングルバスレフのLaulu-08と聴き比べをしていますが、
このEXバスレフは、なかなか示唆に富む面白い箱です。

このEXバスレフは、シングルバスレフに比べると、
低域がぶ厚く、表情が非常に豊かです。

シングルバスレフでは、バスレフ共振の音がモノトーンなので、
コントラバスの胴鳴りの「ブオン」という音は聞こえても、
弓が減を擦る「ゴリゴリ」とした音は聞こえにくいのですが、
EXバスレフのほうは、胴鳴りと、弦を擦るこの「ゴリゴリ」した音の違いを
よく再現できています。

バッハの「ブランデンブルク協奏曲」などを聴いていると、
EXバスレフのほうは、チェロやコントラバスなどの低音楽器が、
一生懸命「ギコギコ」やっている様子がよく分かりますが、
シングルバスレフのほうは、中・高音楽器に隠れてあまり目立ちません。
EXバスレフは、低音の音色が良く再現されるので、低音楽器が目立つのかもしれません。

EXバスレフの不思議なところは、この音色の再現性で、
空気室が二つあるのに、低域のフワフワした感じやモノトーンな感じが無く、
音程が明確で、ソリッドな低音が出てくるところです。
なんだか面白い箱です。

そして、シングルバスレフのほうは、低音楽器のサイズが小さく、
奥の方で鳴っている感じがありますが、
EXバスレフのほうは、バックロードのように低音楽器にスケール感があり
小口径を感じさせない鳴り方をします。

このスケール感の違いは、ミッドローの厚みの違いから来ていると思いますが、
シングルバスレフのほうも、決して欲張った設計ではないのですが、
比べてみると、低域に厚みが無く、音色の再現性も楽器の大きさの再現性も劣るようです。

あまり自画自賛してもしょうがないですが、特に欠点は無いようですし、
このサイズで、この音の厚みと音色は、なかなかのものだと思います。

バックロード好きとしては、手間のかかるエンクロージャーほど
良い音で鳴ってほしいのが人情ですが、
こういうシンプルでコンパクトな箱で良い音を出されると、
嬉しさ半分、寂しさ半分で、
少々やる気がそがれないわけでもないようです・・・


Laulu-E08 | 10:45:40 | トラックバック(0) | コメント(4)

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まとめ

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