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Korva

Author:Korva

コルバのブログへようこそ♪
"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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Torvi-F08 途中経過
Torvi-F08の途中経過です。

Torvi-F08内部


上の画像は音道の様子です。

今回は90度のコーナーでの板の組み方を少し変えています。
画像でも90度のコーナーのところで、板が少し出っ張っているのが分かると思います。
こうすることで、わずかですが、ホーンが延長され、
ホーンのダンピングも良くなるのではないか?と考えたのです。
(一度押し出された空気が戻るときの抵抗が増えるので)
この組み方が上手く行けば、90度のコーナーが多いスパイラルホーンでも使えそうです。

音道は8本の直管から構成されています。
このサイズにしては多いほうですね。
180度の折り返しを、3箇所までにしたかったので、
少し変わった音道構成になっています。

小穴の位置をフロントバッフルに持ってこなくてよいのであれば、
もっとエレガントな音道構成があるのですが、
今回のコンセプトでは、ドライバー、開口部、小穴、が、
全て同じ面にある必要があるので、こんな感じになりました。

その影響で、空気室の形がL字形になっていますが、
これが吉と出るか凶と出るか、心配なところです。

Torvi-F08


上の画像は、側板をクランプでとめた様子です。
今回は、デザインを好くしたかったので、設計に時間がかかりましたが、
結構よい感じに出来たのではないかと思います。

ホーンの開口部が絞られていますが、
これは、開口部ダンプの実験をしたところ、
結果がなかなか良さそうな感じだったので、今回取り入れてみました。
音質的な理由の他に、デザインを好くしたいという意図もありますが。

後は、ドライバーとターミナルと内部配線を取り付ければ音出しができます。
上手く鳴ってくれるとよいのですが・・・


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Torvi-F08 | 10:19:25 | トラックバック(0) | コメント(4)
Torvi-F08試聴中

Torvi-F08試聴


Torvi-F08 の側板を仮留めして試聴しています。

うーん、これは なかなか上手く行ったかもしれませんねぇ。
聴いていて気になるところが無い感じです。
バランスが良くて、意外にもエレガントな音です。

一番気になる所が、FF85WKの高域のキャラクターと言う・・・
でも、このFF85WKは、毎日鳴らしこんで、
なかなか良い感じになってきました。
ボーカルの子音が「シュィン」と、金属的に響くことがあるので、
そこが改善すれば、このリーズナブルで小さなフルレンジドライバーは、
何も言うことのない素晴らしい音質だと思います。

下のグラフはTorvi-F08の周波数特性です。
測定に使用したドライバーは、Fostex FF85WKです。

Torvi-F08_f特

170Hzに、少しディップが出来ていますが、
多分これは部屋の定在波の影響だと思います。
リスニングポイントでは、ここはフラットに(むしろ厚みをもって)再生されています。
130Hzはグラフの通り、リスニングポイントでも少し薄い感じです。

高域は部屋の影響が少ないようですが、
低域は、測定するたびに特性が違うので嫌になってしまいます。

Torvi-F08の聴感的な印象のほうですが、
とてもバランスが良くナチュラルな音だと思います。

開口部ダンプの影響か、低音の波形のエッジが少し丸くなっているような感じで、
あまりバックロードホーンという感じがしません。
低音の、バリバリ、ゴリゴリしたバックロード特有の感じが少なく、
ドライバーの音と音色的な違和感が無く自然に繋がっている感じです。
言われなければ、バックロードだと分からないかもしれません。

そして、ボーカルが妙にエレガントで良い感じです。
前面開口なので、もっと濁るかと思っていましたが、
L字型の空気室が上手く行ったのか、開口部ダンプの効果か分かりませんが、
このスピーカーのボーカルは、とても品が良く自然だと思います。

吸音材は、まだ一切入れてないのに、すでに音がまとまっているので、
このままでも良いのかなぁという感じです。
開口部ダンプの効果で、中高音の漏れが抑えられ、
音の濁りが少なくなっているのかもしれません。

音の好みは、人によって千差万別ですが、
この音は、Korvaの理想とする音にかなり近い感じです。
なんか、良い感じです。


Torvi-F08 | 11:37:57 | トラックバック(0) | コメント(0)
Torvi-F08 調整中

torvi-f08_調整中


Torvi-F08 の調整をしています。
このエンクロージャーは、最初から良い音で鳴っていたので、
吸音材無しでもいいかなと思っていましたが、
長時間聴いていると、やはり耳が痛くなるので、
吸音材を使うことにしました。

この状態で、少し高音のきつさが減り、
サラサラした感じになりました。

三角材を最初の180°の折り返しに入れ、
整流板も2箇所に入れて(仮留めして)います。

しかし、このエンクロージャーは音が良いです。
バックロードホーンは、いくら理屈で考えても、
音が良くなるか悪くなるかは、
ほとんど偶然のようなところがありますが、
これは上手く行ったかなぁと思います。

バックロード特有の癖や荒さが少なくて、
かといってバスレフや密閉のような音ではなく、
ダイナミックレンジが広くて開放感があり、
細かい音も出て解像度が高いという、
バックロードの長所は、しっかり確保されています。

バックロードホーンも癖を減らしていくと、
こんな音になるんだなぁと・・・

デザイン的にも、まずまずだし、
これはなかなか良いものが出来た感じです。


Torvi-F08 | 13:06:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
開口部ダンプは地震が来ない

Torvi-F08


Torvi-F08 の調整が終わって、側板を接着しました。
やはり、側板を仮留めした状態とはホーンロードの掛かり方が違い、
エンクロージャーが分解しそうな、力感のある鳴りかたをします。
仮留めだと、やはり空気が抜けるんでしょうね。

このエンクロージャーは非常に完成度が高く出来たので、
もう1台作って、ペアにして聴いていますが、
もはや8cmの世界ではないですねぇ。

FF85WKも、スペックから受ける印象とは裏腹に、
中域のダイナミックレンジが広いようで、
バックロードに良く合います。
音離れが良く、音が部屋を埋め尽くすような感じです。

このサイズのバックロードとしては、ありえないような音が出てきます。
癖の無いボーカル、地鳴りのように押し寄せる低音・・・
ホーンロードのかかる帯域が、
ちょうど聴感的に、低音感を感じやすい帯域にあるのでしょうね。

ここら辺のチューニングが良くないと、
ローエンドが伸びても、低音スカスカと言う感じになりがちです。
最終的には、人の耳にどう聞こえるかが重要ですから。

しかし、開口部を狭めていないバックロードとは、
体感的な聞こえ方が少し違うような気もします。

開口部を大きく開いたバックロードは、
ボーカル帯域に少し癖が乗りますが、
部屋がホーンの延長として働くためか、
時々「あれ、また地震かな?」という感じに、
部屋の空気がブルブルと震える感じがしますが、
開口部ダンプをしたエンクロージャーは、
あまりそういう感じが無いようです。

開口部を狭めることで、
部屋の空気との連続性が下がるのかもしれません。

開口部をダンプすることで、癖が少なくなり、
システムとしての完成度も高めることが出来ますが、
失うものが、無くは無いようです。
まあ、何事も一長一短なので、当たり前と言えば当たり前ですが。


Torvi-F08 | 14:10:14 | トラックバック(0) | コメント(0)

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まとめ

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