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Author:Korva

コルバのブログへようこそ♪
"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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Dual BLH Uzu-D08 の製作開始
8cmフルレンジ・ドライバー用のデュアルBLH、
Uzu-D08 の製作を開始しました。

uzu-d08_20151130


Uzu-D08 は、構造的にはデュアルBLHですが、
Uzu-10 シリーズのような、完全スパイラルBLH なので、
デザイン上の制約が厳しく、
ルックス的には、あまり良くできませんね・・・

しかし、こういう正方形に近い比率のエンクロージャーは、
同じ体積を確保した場合には、
細長いエンクロージャーよりも、板取の効率が良くなります。

そして、同じ量の板を使った場合には、
より大きな体積を確保できるので、
より豊かな低域の出力が得られる構造だとも言えます。

Uzu-D08 の2つのホーンの長さは、
Monolith-08 と大体 同じですが、
体積は、Uzu-D08 のほうが多いので、
低域はこちらのほうが、より豊かになるかもしれませんね。
年内には、音出しができるかと思います。

今年は、13cmフルレンジ用のデュアルBLH Korkea-B13 まで作る予定でしたが、
なかなか作業が捗らず、予定を消化できませんでしたね・・・
Korkea-B13 の設計は、大体完成しているので、
作り始めるところまでは行けるかもしれませんが、
音出しは来年になると思います。
Korkea-B13 は、Korva のメイン・システムの候補なので、
大いに期待しています。

今年はHPの更新も、思うように捗らず、
予定していたことが、ほとんどできないような印象でしたが、
デュアルBLH の研究が進み、設計理論の正しさも確認できたので、
心理的には、色々と収穫の多い年だったかもしれません。


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Uzu-D08 | 11:47:34 | トラックバック(0) | コメント(4)
Uzu-D08 完成
今年最後の更新となります。

年末ぎりぎりになって、やっと Uzu-D08 が完成しました。

uzu-d08_20151231


ルックスは、デザインに制限のあるスパイラルBLHなので、
まぁ、こんなものでしょう・・・
ラウンド・フレームのドライバーを使えば、
もう少しは、マシになると思います。

uzu-d08i_20151231


上は、内部の様子です。
二重スパイラルホーンですが、
音道の長さ調節と、ホーンの広がり方を滑らかにするため、
二箇所、蛇行している部分があります。

今、Uzu-D08 の試聴しながら、この記事を書いていますが、
やはり、デュアルBLH は、
繊細で、開放感があり、ダイナミックレンジが極めて広く、
ボーカルに癖がないですね。
このボーカルを聴くためだけでも、
複雑なデュアルBLH を作る価値があると思います。

他の形式はどうしても、構造的に内圧が高くなりがちなので、
ダイナミックレンジが狭くなり、圧迫感や くぐもった感じが出てくるので、
デュアルBLH の、リミッターから開放されたような、
突き抜けたボーカルは聴けないようです。

平面バッフル や 後面開放型であれば、
ダイナミックレンジの広い再生音が可能ですが、
デュアルBLH のような、量感のある低域の再生は不可能ですし、
低域の確保のためには、ある程度、
口径の大きなドライバーを使う必要があるので、
トランジェント特性も、それほど良くはできません。

デュアルBLH の音を他の形式のエンクロージャーに例えると、
低域の豊かな平面バッフル、または、低域の豊かな後面開放型
という感じの音だと思いますが、
小口径ドライバーの利点があるので、
トランジェント特性の良さは、こちらの方が勝るでしょう。

Uzu-D08 は、容積が Monolith-08 より少し多いので、
やはり、低域の量感は、Monolith-08 より豊かで、
50Hz 辺りまでは、十分な量感を保っており、
8cmフルレンジ・システムとしては、
かなりワイドな周波数特性になっています。

しかし、周波数特性のフラットさは、
Monolith-08 のほうが上かもしれませんね・・・

実は、Uzu-D08 は、
「2つのホーンの開口部が隣接している場合」の実験でもあったのですが、
Monolith-08 は、開口部が離れているので、
それぞれのホーンから出力される音が、互いに干渉しにくいのが、
周波数特性上、有利に働いている可能性も考えられますね。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。
今年も一年、ありがとうございました<(_ _)>


Uzu-D08 | 13:15:37 | トラックバック(0) | コメント(10)

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