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Korva

Author:Korva

コルバのブログへようこそ♪
"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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次期プロジェクトHarmoniaの話
周波数特性の広さ(fレンジ)だけで言えば、
小口径フルレンジ+サブウーファーが、最も合理的なシステムではないか?
と、Korvaは思っています。

目指す音、好きな音によって、ベストなシステムは違ってくるのですが、
単に、安価に、ワイドレンジを得るためには、
かなり合理的な構成だろうなと。

で、前々から、8cmフルレンジ+サブウーファーと言う構成で、
システムを組みたいなぁと思っていたのですが、
最近、長さ調節可能なダクトを入手し、必要な材料がそろったので、
ぼちぼち始めてみようかと思っています。

w5-576


上の画像は、サブウーファーに使う予定の
Tang Band の W5-576 という13cmウーファーとダクトですが、
このウーファーは、非常に安価ですが、ハイエンド機のような立派な造りです。

まず、マグネットがでかい!
コーンより大きそうな、巨大なマグネットです。
ボイスコイルもΦ32mmですので、駆動力はかなり強そうです。

そして、フレームの造りも素晴らしいですねぇ・・・
ダイキャストフレームで、コーンの背面もダンパーの背面も広く開いており、
振動系の動きを妨げる要素が少なそうです。
ポールピースにも大きなベント孔があいていますし、
ウーファーとしては、ほぼ理想的な形ですね。
スピーカー好きとしては、眺めているだけで楽しくなってきます。

サブウーファーは以前 記事に書いた両面バスレフで、
8cmフルレンジ部は、FE83Enの密閉で行こうと考えています。

halmonia_fr

上のグラフは、シミュレーションによる周波数特性です。
40Hzまではフラットで、25Hzで10dB落ちという、
ハイエンドスピーカーも真っ青な驚異的な特性です。

FE83Enのf0cとクロスオーバのところで、
1~2dB盛り上がってるところ以外はフルフラットです。

もちろんこれは単なるシミュレーションで、
実際にこんなに上手く行くとは思えませんけどね。
第一、FE83En自体、結構 特性は凸凹ですし、
低域も、おそらく、シミュレーションの前提として、
アンプは無制限に電流を供給できる完全なものという設定でしょうしね・・・

しかし、まぁ、
小口径フルレンジ+両面バスレフのサブウーファーという構成で、
ピークもディップも無い、フルフラットで、
スーパーワイドなシステムの可能性というのはあるわけです。


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Harmonia | 08:15:01 | トラックバック(0) | コメント(7)
Kirkas の製作開始

Kirkus


前回の更新から、ずいぶん間隔が開いてしまいました。
季節の変わり目は、どうも気分が欝っぽくなってしまい、
文章を書く気分にならないようです・・・

最近、ご訪問いただくたびに拍手をしてくださる方がいるようで、
とても励みになります。ありがとうございます。<(_ _)>

Harmoniaのサブウーファー部のPerustusの設計がなかなかまとまらず、
先にフルレンジ部のKirkasの設計が出来てしまったので、
製作を開始しました。

Kirkasは、逆ホーン型の密閉式エンクロージャーです。
同じ形式のものとしては、市販品にも、
B&Wのハイエンド機のノーチラスという機種がありますね。
価格は、ペアで 11,550,000円という、
Korvaには縁の無い世界となっております ^^;

Nautilus

このノーチラスは、4wayの構成で、
ウーファーには渦巻き型の逆ホーンのエンクロージャー、
それ以外のユニットには、ストレート型の逆ホーンのエンクロージャーを採用しています。

この逆ホーンの密閉式という方式は、吸音効率に優れていると言うことで、
雑味の少ないモニター的な音を求める場合には、良い形式かもしれません。

しかし、エンクロージャーの響きによって音楽性を高めると言う方向性とは、
逆の方向性なので、アンプやDAC、プレーヤーの品質や音楽性の高さが、
普通以上に要求される可能性もあります。

今回は開発するHarmoniaは、
フルレンジ+サブウーファー+スーパーツイーター
という、構成にする予定ですが、
フルレンジ部が8cmなので、スーパーツイーターは省略するかもしれません。
それに、ツイーターはつけようと思えば、いつでもつけられますからね。

そして、Harmoniaのフルレンジ部のKirkasには、
B&Wのノーチラスのウーファー部のような、
渦巻き型の逆ホーン型のエンクロージャーを採用して、
中域と高域の品質を徹底的に高めようという魂胆です。

振動板の背面の音圧は全て殺してしまう形式なので、
貧乏性のKorvaとしては、もったいない気がしてしまいますが、
スピーカを開発する上では、こういうタイプのワイドレンジモニターを、
1セット持っているのも、悪くないと思われます。

モニターは、ヘッドフォンでもいいのですが、
同じ程度のfレンジなら、スピーカーの方が、断然音が良いです。

すでに、手元にはありませんが、
以前開発したSDBRのLaulu-SD08という機種は、
非常にワイドレンジで、ヘッドフォンよりローエンドが伸び、
低域の質感もヘッドフォンより腰がありソリッドで、
ヘッドフォンの音が、かなり「へなちょこ」な感じに聴こえ、
ヘッドフォンの存在意義に疑問を感じました・・・

Harmoniaは、これよりも更なるワイドレンジを狙っていますが、
果たして、上手く行くでしょうか?

Harmonia | 11:07:53 | トラックバック(0) | コメント(0)
Kirkas の試聴

kirkus_i


Harmonia のフルレンジ部の Kirkas の試聴をしています。
上の画像はKirkasの内部の様子です。
この渦巻き形状の逆ホーン型の音道に吸音材を詰めて、
効率的に振動板背面の音を吸音する構造です。

音道のコーナーには整流板や三角材を配置して、
音がスムーズに音道の奥に導かれるようにしています。

音道は90cm以上あるので、
振動板背面の音が、音道の端で反射して、
再び振動板の位置まで戻ってくるまでに、
180cm程度の吸音材の層を通ってくることになるので、
反射音が振動板に与える影響はかなり少なくなりそうです。

kirkus_tl


まだ吸音材の調節をするので、側板を貼り付けていない状態で、試聴しています。

ほとんどのスピーカーは、
「ここがもっとこうだったらなぁ・・・」
という部分があるものですが、
Kirkasは極めて自然な音で、
気になるところが全くと言っていいほどありません。

鳴らし始めの頃は、
スピーカーと言うより、ハイパスフィルターじゃないの?
という感じの、耳から血が出そうなヒステリックな音で、
正直、やっちまったか?という感じでしたが、
段々エージングでこなれてきて、滑らかな音になりました。

音色としては、
ヘッドフォンの音をくっきりはっきりさせて、
ダイナミックレンジを広げて表現力を豊かにして、
低音を減らしたような音と言う感じでしょうか・・・

Kirkasは密閉式なので、もともと低音は期待していませんでしたが、
ダラ下がりに40Hz辺りまで伸びているので、
ジャズなどを聴いても、ベースラインもそこそこ聴こえますし、
ポップスなどは、これだけでもいけるような感じです。

しかし、共鳴要素の全く無いスピーカーと言うのは音が素直ですねぇ。
全帯域に渡って強調感が無いので、
長時間リスニングでも嫌気が差さず、聴き疲れしません。

バックロードホーンのTorvi-S08IIと聴き比べをしていましたが、
Torvi-S08IIの低音の多いこと多いこと・・・
やはり、BLHは、振動板背面の音をフルに利用する形式なので、
他の形式には無い、独特の音の豊かさがあると感じます。

密閉型のKirkasと聞き比べると、
どの帯域がホーンによって持ち上げられているのかが、よく判りますね。
特にミッドローのブリブリ、ゴリゴリ、バリバリという張りのある質感はBLH独特で、
他の形式では出せない音色ですが、これは好き嫌いが分かれそうな音でもあります。

Kirkasの場合は、振動板前面の音だけを聴くというのがコンセプトなので、
エンクロージャーは、低域再生のためではなく、
吸音のためにあるわけで、豊かな低音は期待できませんが、
当初の狙い通り、クオリティーの高い中・高音というのは実現できたようです。

容積にゆとりがあるためか、
密閉型なのに、押し詰まった感じも無く、のびのびと鳴りますし、
密閉型の短所とされているものも、特に感じません。

後はサブウーファー部のPerustusが上手く行けば、
Kirkasと組み合わせて、ワイドレンジなシステムが出来そうです。



Harmonia | 10:51:50 | トラックバック(0) | コメント(2)
Kirkas のチューニング

kirkus-08_kyuonzai


Kirkas の吸音材の調整は、結局 上の画像のようになりました。
ポリエステルの綿をエンクロージャー 一杯に充填しています。
ユニットに近い位置は軽くふんわりと、
奥のほうは、やや密度が高くなるように充填しています。

この状態で、側板を接着して試聴していますが、
中域・高域 については、正確無比で何の欠点も無い再生音と言う感じです。

低域はやや薄めですが、エージングで徐々に厚みがでてきましたし、
ローエンドも伸びてきて、40Hzまで生成可能です。
小さい密閉型エンクロージャーですが、これだけでも十分音楽になりますね。
密閉型なので、ダラ下がりで低音が伸びるためか、
音に深みがあると言うか、妙に貫禄のある音です。

しかし、サブウーファーと組み合わせる都合上、
ローエンドはあまり伸びない方がいいのですが・・・
フルレンジ部のローエンドと、サブウーファー部のローエンド付近は、
位相が逆なので、お互いの音が相殺されて、出力が低下してしまうのです。

kirkus+tweeter


最初は、TangBandのW3-593SD で試聴していたのですが、
少し解像度とキビキビ感が足りないような気がしたので、
竹コーンのW3-1319SA に交換しています。

そういえば、ホームページやこのブログで、
W3-593SD を W3-593SG と書いている箇所がありますが、W3-593SDの間違いです。
Korvaは型番を憶えるのが苦手なので、
モデルチェンジして、型番が変わっているのに気がつきませんでした。
W3-593SD と W3-593SG は、見た目が完全に同じなので混同してしまいました。

W3-593SD の銀色のコーテッドペーパーの振動板は、非常に完成度が高いようで、
音色の自然さはTangBand随一と言う感じです。
モーターが少し非力なのか、少しダイナミックレンジが狭い感じがしますが、
もし、モデルチェンジで音が改善されているなら、非常に気になるところです・・・

で、竹コーンのW3-1319SAに交換して、
ミッドローが少しソリッドになり凄みが加わったような気がします。

高域が少し硬めなので、
DAYTON AUDIO の ND16FA-6 というツイーターを載せて、
0.47μF のコンデンサーで繋いでいますが、
少しボーカルの子音が強めに出てしまいます。

0.68μF を2つ直列にして0.34μF として使うと、
子音の強調感もなくなり、フルレンジのみのときより繊細さや空気感も加わり、
まあまあ良い感じになるので、コンデンサーの容量は0.33μF 辺りが良さそうです。
しかし、手元には無いので、そのうちどこかで調達しなければなりません。

当たり前ですが、同じ容量のコンデンサーでも、
メーカーが違うと音も全然違いますねぇ・・・
同じような安価なコンデンサーでも、
Daytonだとシャリシャリした音で、高域特性の良いフルレンジに負けそうな音ですが、
シヅキだとサラサラした品の良い音で、さすが MADE IN JAPAN だと言う感じです。

でも、シヅキのコンデンサーは、
一番容量の少ないものでも1μF なのが残念なところです。
パークオーディオさん辺りだと、多分 音も良さそうですし、
0.33とか0.22とかの容量の少ないものも揃えられています。

この ND16FA-6 というツイーターは、非常に安価ですが、音は悪くありません。
ダイアフラムの直径は16mmと、非常に小さく、
8cmフルレンジには適当なサイズではないでしょうか?

振動系もかなり軽いはずなので、高域でのトランジェント特性も、
フルレンジの重い振動系のそれとは、比べ物にならないはずです。
パルス性の微小信号などは、フルレンジのトランジェント特性では、
再現できない世界もあるので・・・

Harmonia | 12:23:50 | トラックバック(0) | コメント(4)
サブウーファー Perustus の試聴
やっと、Harmonia の サブウーファー部 Perustus の設計ができたので、
とりあえず、片チャンネル分を作ってみました。

perustus_i


上の画像は、内部の様子です。
2つのバスレフポートは、両方とも底面についています。
第一空気室のポートは背面につけても良さそうですが、今回は底面にしています。

もちろん、このままでは、ポートがふさがっていて音は出ないので、
底面にキャスターを取り付けて、底面と床の間に空間を確保する必要があります。

裏板の一部を着脱可能にして、
吸音材やポートの調節をできるようにしています。
第一空気室(小さい方の空気室)に手を入れるには、裏板を外してから、
ウーファーも外さないといけないので、少し面倒ですね。

Korvaの作るエンクロージャーにしては珍しく、補強でガチガチに固めております。
スピーカースタンドとして使う必要上、ある程度の強度が要求されるのと、
サブウーファーの板鳴りによって、
フルレンジ部の音場感が阻害されるのを避けたかったためです。

perustus+kirkas


まだ、内部に吸音材を貼る必要があるため、側板を接着していない状態ですが、
フルレンジ部のKirkasと組み合わせて試聴してみました。

3Wayのそこそこ大掛かりなシステムですが、
なかなかどうして、最初から音がまとまっていますね。

フルレンジとサブウーファーのクロスオーバー付近も、音が混濁する感じはなく、
男性ボーカルに、ダクトの質感が混じる感じもありません。
これはなかなか期待できそうな感じですよ。

女性ボーカルなどの、ほとんど低音なんかはいっていない様なソースでも、
サブウーファーがあると、ぐっと音のリアリティーが増して、
そこに誰かがいるような実在感があります。

そして、映画のサウンドトラックなどの、低音が盛大に入ったソースでは、
気持ち悪くなるくらいの超低音の出力があります。

試しにWave Gene で、低音のサイン波を入力してみると、
30Hz-40Hzあたりで、強い共振があり、
側板にKirkasや重りを載せた状態でも、
板がバタバタと振動して、少しずつずれていきます。
30Hz以下も出力がありますが、
側板を接着してない状態だと、正確に測定できません。

第一空気室の吸音材と第一ダクトのチューニングが難しそうですが、
今回のPerustusは、なかなか上手くいったようです。

この程度(29リットル)のコンパクトなサブウーファーでワイドレンジが実現できるのは、
メインのKirkasのユニットが、能率86dBの8cmフルレンジだから可能なことで、
もしこれが、能率98dB程度の20cmフルレンジなんかだと、
単純計算で120リットル程度のサブウーファーが必要になり、
考えただけでも気が遠くなります。


Harmonia | 10:14:45 | トラックバック(0) | コメント(8)
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まとめ

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