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Korva

Author:Korva

コルバのブログへようこそ♪
"Korva"とはフィンランド語で「耳」という意味。なぜかスピーカーのことを考えてると幸せ。よい音とは何か、そして理想のスピーカーとは何かを日々考え追求しています。

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10cmフルレンジ用のバックロードホーンの構想
さて、前回の更新からずいぶん時間が経ってしまいましたが、
更新を怠っている間に、10cmフルレンジ用の
バックロードホーン、Torvi-S10 の構想を練っていました。

今回使用するドライバーは、
TangBand W4-930SG と、
Fostex FE103En です。

w4-930sg

fe103en

この2つのドライバーは、ネジ穴の位置が同じなので、
エンクロージャーの共用ができるのです。

W4-930SGの取り付け穴が、Φ96mmと少し大きめですが、
FE103Enでも問題ないはずです。

Korvaはコンパクトなものが好きなので、
8cmドライバー用のエンクロージャーばかり作っていましたが、
8cmフルレンジは、バックロードに使うには、
Fs も Qts も高すぎるのです。

あくまで個人的な意見ですが、
バックロードには、10cmか12cm辺りが、特性的にベストだと思います。

W4-930SG は、Fs が 70Hz 、Qts が 0.47
FE103En は、Fs が 83Hz 、Qts が 0.33

なかなか良い特性ですね。
特性からは、W4-930SG の方が、低音がよく出ることが伺えます。
FE103Enも、バックロード向けのドライバーではありませんが、
特性的には、バックロード用と言っても不思議ではない特性です。

今回制作するエンクロージャーは、
Torvi-S08II と同じタイプの、側面開口型を予定しています。
このタイプが一番好きなので、
とりあえずこのタイプから作ろうかなぁと。

しかし、側面開口型はFE103Enだと、測定上は低音不足になるかもしれません。
そのうち、Fostex用に前面開口型も作ろうと思っています。
Fostexは低音が不足しやすいので、前面開口型が本命ですね。

今回のエンクロージャーは、主にTangBand用で、
Fostexにも使えるという感じです。


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Torvi-S10 | 12:14:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
Torvi-S10 作りはじめ

torvi-s10部材


さて、10cmフルレンジドライバー用のバックロードホーン Torvi-S10 の設計が終わり、
部材を切り出したので、とりあえず接着する前に、確認のため並べてみました。

接着する前に、ユニットの取り付け穴の内側にテーパーをつけたり、
ホーンの途中の小穴を開けたり、まだやることがあります。

サイズは、幅31.5cm x 高さ51cm x 奥行き17cm です。
8cm用の Torvi-S08 に比べると、2回りほど大きく、存在感があります。

Torvi-S10は設計の途中で、板取に盛大な無駄が発生することが判り、
急遽、効率的な板取のために、もう1種類、10cm用バックロードホーンの
Uzu-10 の設計も始めてしまったので、少々時間がかかりました。

Uzu-10 は、音道の折り返し部分が全て90度のコーナーで構成された、
完全スパイラルホーンのバックロードホーンです。
Uzu は、「渦」という意味です。
こちらは、小穴や開口部ダンプなどの小細工の無い、
純粋なバックロードホーンにする予定です。


Torvi-S10 | 13:59:40 | トラックバック(0) | コメント(0)
Torvi-S10の試聴

torvi-s10試聴


Torvi-S10 の部材の接着も終わったので、
裏板を自作のバイスで固定して試聴しています。

なかなか良い感じです。
ほとんど、癖らしい癖を感じさせない、素直で自然な再生音です。
バスレフより癖が無いような感じです。
裏板を接着すると、また音が変わってくると思いますが。

10cmドライバーは8cmドライバーよりfsが低いので、
小音量で聴くときは、中低域がTorvi-S08に比べると薄くなりますが、
100Hz以下のエネルギー感は、Torvi-S10の方があります。

しかし、中音量くらいになると、
しっかりホーンロードが掛かり、中低域・低域共に厚みがまして
どっしりとした音になり、ブルルンと来る低音感が心地よいです。
ローエンドは40Hz辺りまでしっかりと伸びています。

小音量での再生では8cmの方が音に厚みがあるので、
深夜に聴く時には8cmの方がよいかもしれませんね。

しかし、音の実在感や、ボーカルの肉声感は、
やはり10cmドライバーの方が上ですし、
fレンジもダイナミックレンジも10cmの方が広いです。

ドライバーは、TangBandのW4-930SGを使って試聴していますが、
このドライバーは、ややクールでハイ上がりな感じですが、
低域から高域まで音色の不自然さが無く、
磁気回路にネオジム磁石を使っているためか、
クリアーで歪感の少ない、クオリティーの高い音で、
フェライト磁石を使ったドライバーとは、
聴感的に音の品質が違うような印象を受けます。
振動系の質量も3gと軽く能率も89dBと高めなので、
バックロードホーンに使っても全く違和感はありません。
ダイナミックレンジも広いほうだと感じます。

FostexのFF105WKでも聴いてみましたが、
こちらはエージング不足で、高域が硬くてザラっぽく、
音に潤いが無くイマイチでした。
しかし、f特的には適合する感じなので、
エージングが進めば、よい感じになると思います。

同じく、FostexのFE103Enでも聴いて見ましたが、
やはり、TangBandに比べると、少し低域が寂しい感じになります。
しかし、張りがあり、解像度の高い中域は素晴らしく、
いつか、Fostexを象徴する、このフルレンジに適合する
バックロードホーンを作りたいと思います。

そして、ついでにDaito voiceのDS-100Fも試してみましたが、
意外にもこれがなかなか良くて、このエンクロージャーには合うようです。
fsが高いのでローエンドは伸びませんが、中低域に厚みがあります。
ハイエンドも16kHz位までしか伸びませんが、高域の質自体は悪くありません。
何より、中域のクオリティーが高く、音色もナチュラルで、
これが千数百円ならお買い得かなぁと思います。
見た目はチープですが、実力はなかなかのもので、
fレンジは狭いですが、音は他のドライバーに負けていません。


Torvi-S10 | 13:55:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
Torvi-S10 の周波数特性など

torvi-s10完成


さて、Torvi-S10の裏板を接着して試聴しています。
マウントしているドライバーは、TangBandの10cmフルレンジ、W4-930SGです。

このW4-930SGは、音的にも設計的にも、なかなかの優れもののようです。
ローエンドからハイエンドまで音色の違和感がなく、
音色もややシャープでクールですが、
それほど気になることはなく、十分ナチュラルです。
磁気回路が非常に小さく軽いので、デッドマス効果は低いはずですが、
音の粒立ちが良く、解像度も十分です。

そして、フレームの設計が良く、かっこよいですね。
コーンの背面も、ダンパーの背面も、スペースが広く、
空気の抜けが良さそうで、振動系の動きを妨げる要素が少なそうです。
この素晴らしいフレームを鑑賞しながら、ご飯3杯はいけそうです。

下のグラフはTorvi-S10のf特です。
測定に使用したドライバーは、TangBandのW4-930SGです。

torvi-s10_f特

まあまあフラットな感じですね。
側面開口型は、測定上はローエンドが伸びないので、
グラフでも、ローエンドがそれほど伸びていない感じですが、
聴感的には40Hzまで実用的な音圧の出力があります。
前面開口型なら、グラフでもかなりローエンドが伸びた特性になるはずです。

170Hzは少しディップができているように見えますが、
中域と同程度の出力があるので、情報の欠損はないはずです。

ハイエンドは良く伸びています。
8cmでも、これほどハイエンドが伸びるドライバーはないかもしれません。
Korvaの耳には、8cmで20kHzが聴こえるドライバーはありませんが、
W4-930SGだと20kHzでも聴こえます。
そして、ただハイエンドが伸びるだけではなく、高域の質自体も良いと思います。

このドライバーは、もう少し高域の量が少なく、
シャキシャキした感じやドライな感じが少なければ、
ほとんどパーフェクトだと言える実力だと感じます。

グラフ的には8cmのTorvi-S08と大差がないように見えますが、
聴感的には、やはり、低域の質感やエネルギー感がまったくと言ってよいほど違い、
Torvi-S10のどっしりした低音に比べ、Torvi-S08は少し腰高な感じがあり、
和太鼓などは、10cmとは次元が違うと言うか、別の楽器のように聴こえます。

しかし、チェロなどは8cmの方が帯域的に適合するようで、
10cmよりも浪々とした雄大な演奏を聴くことができるようです。

ボーカルは意外にも10cmの方がクリアーでよい感じです。
10cmはホーンロードのかかる帯域が8cmより低い帯域にあるので、
ホーンの音がボーカル帯域に掛かる帯域が8cmより狭く、
ホーンによるボーカルの濁りが、8cmより少ないのだと思います。


Torvi-S10 | 15:33:41 | トラックバック(0) | コメント(0)
Torvi-S10 の途中経過

torvi-s10_20121017


10cmフルレンジ用のバックロードホーン Torvi-S10 の途中経過です。

Fostex の FF-105WK で試聴していますが、なかなか良い感じです。
FF105WK も段々こなれてきて、高域の硬さや違和感が少なくなり、
優しさや繊細さが現れてきました。
このままエージングが進めば、Korvaお気に入りの FF85WK より良くなりそうな感じです。

このTorvi-S10はもう一台作って、ペアにして聴いていますが、
ドライバーの取り付け位置とターミナルの取り付け位置を勘違いしてしまい、
右と左のエンクロージャーで、ドライバーの位置が微妙に違っています。
まぁ、数ミリの違いなので、音的にはほとんど同じはずですが、
設計図は、絶対に勘違いしようのない書き方をしなければいけないなぁと・・・

Torvi-S10 は Torvi-S08 と比べると、音が静かです。
8cmドライバーは、fsが高いので、ミッドローが分厚くなりますが、
ミッドローは比較的耳につきやすい帯域なので、
その帯域でソリッドな音がゴリゴリ出てくると、結構気になるのですが、
10cmドライバーはfsが低いので、それほどミッドローの厚みがなく、
目立つ帯域の出力が少ないので、音が静かなのではないかと感じます。

それと、ミッドローの出力が大きいと、そのすぐ上のボーカル帯域が目立たなくなり、
明瞭さに欠けた音になる傾向があるように感じます。
8cmドライバー用のKorkeaのボーカルが非常にクリアーに聴こえるのも、
ミッドローが少し薄くなっていることが原因かもしれません。

上記のような理由もあり、Torvi-S10は10cmドライバー用なのにも関わらず、
8cmドライバー用のTorvi-S08よりも、ボーカルが透明に聴こえます。
そして、100Hz辺りの、迫力を感じる帯域が分厚いので、
聴感的には、かなり低音が豊かです。

開口部ダンプをしているので、ローエンドが伸びて、
40Hz以下までレスポンスがあり、40Hzでも結構な出力がありますが、
バランス的には、これほどローエンドを伸ばす必要はなく、
開口部ダンプは無いほうが、バランスが良くなるような気がします。

100Hz辺りは、もう少し量が少ないほうが良いし、
100Hz以下の量は、もう少しあったほうが良い感じなので、
開口部ダンプをなくして、ホーンを少し太くして、
ホーンの開き率をもう少し小さくしたほうが良いかもしれません。

あと、ホーン途中の小穴も、もう少し小さくしたほうが良いようです。
この小穴から出てくる音は、かなりソリッドで、どうしても目立ってしまうので、
ディップを完全に無くすほどの出力ではなく、
ディップを浅くする程度の出力に留めておいたほうが良いかもしれません。
小穴の形も、以前書いたように補助穴を開けるとか、
スリット状にするとか、何か良い方法があると思います。

しかし、10cm用のエンクロージャーは、音は8cmより良いですが、
どうしても板の無駄が多く発生してしまうので、
8cmエンクロージャーに比べると、気軽に開発する気になりません。
板自体、厚いものは高価なのに、使えない部分が多く発生するので、
非常にもったいないですねぇ。
何か良い方法があればよいのですが、大きさが中途半端なのです。


Torvi-S10 | 13:16:13 | トラックバック(3) | コメント(0)

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まとめ

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